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253研究室・先輩の声 36件

伊藤 衡平
先輩の声 1件
燃料電池システム研究室は、燃料電池や水電解装置といった電気化学のエネルギー変換装置を研究しています。これらの装置は規模によらず効率が高く、静かで信頼性も高いため、次世代のエネルギー社会の核として期待されています。本格的な普及に向けて、コストを下げ、耐久性と性能を高める研究に、機械工学をもとにしたシステムエンジニアの立場から取り組んでいます。

井上 智博
先輩の声 1件
井上研究室は、航空機エンジンやロケットエンジン、人工衛星用エンジンといった推進工学の分野を研究しています。高速度カメラを使った可視化実験と数値シミュレーション、理論的なモデリングを組み合わせ、エンジン内部の熱流動の現象を詳しく分析します。そこで得た知見をまとめて、実際のエンジンの性能予測や最適化につなげます。航空宇宙エンジンや自動車エンジンをつくるのに欠かせない良質な金属粉を得るための、液体金属の微粒化と相変化の研究や、線香花火や金属火花の連鎖的な枝分かれといった身のまわりの物理も扱います。

守田 幸路
先輩の声 1件
原子力エネルギーシステム研究室は、原子炉の炉心が大きく損傷する過酷事故を起こさない、安全な原子力を研究しています。原子力は、小さな原子核から大きなエネルギーを生み出す量子物理工学の代表的な応用で、発電のときに二酸化炭素を出しません。事故のときの核反応とエネルギーの輸送を制御し、万が一のときも放射性物質を出さない次世代の原子力システムを提案します。伝熱や流動、相変化が複合した熱流動現象の実験と数値シミュレーション、過酷事故の安全評価手法の開発、受動的な安全炉システムの開発に取り組んでいます。

多田 朋史
先輩の声 1件
量子計算科学研究室は、量子力学にもとづいた計算理論を使って、ナノスケールのデバイスを微視的な観点から設計しています。微視的な情報から、大きな系のふるまいを記述するためのマルチスケールアルゴリズムの開発にも取り組んでいます。具体例としては、量子輸送計算による分子デバイスの設計や、第一原理計算と動的モンテカルロ計算による電気化学デバイスの設計があります。発展の著しい量子コンピュータを分子材料や固体材料の研究開発に使うための量子アルゴリズムを開発し、新しい量子現象を見出して新しい量子コンピュータの理論設計も行っています。

後藤 浩二
先輩の声 1件
生産システム工学研究室は、船や海洋構造物などの大きな鋼の構造物を、溶接でつくる技術と、その強さを研究しています。大型の溶接構造物は、溶接や加工による強度の低下をできるだけ抑えながら、目的の形に仕上げる必要があります。使っているあいだに繰り返しかかる荷重で亀裂が生じ、破壊に至ることもあるため、疲労と破壊のしくみの解明が重要な課題です。対象は船だけでなく、鋼製の橋や建築の鉄骨、ガス導管、建設機械、自動車にまで広がります。

藤光 康宏
先輩の声 1件
地球熱システム学研究室は、環境にやさしい純国産の自然エネルギーである地熱エネルギーの開発と利用を目指して、基礎から応用まで幅広く研究しています。地熱エネルギーには、地下深部の高温の火山の熱から、地下浅部の常温の地中熱まで、いろいろな形があります。研究室はこれを「熱源」「流体」「地下構造」からなる一つのシステム(地球熱システム)として捉え、「地球内部の熱と水の流れ」をキーワードに研究を進めています。成果は自然エネルギーの利用や環境問題の解決だけでなく、火山や地震の活動の監視といった防災にも生かされています。

島田 英樹
先輩の声 1件
岩盤・開発機械システム工学研究室は、地下にある銅・鉄・金・石炭などの固体資源を回収する技術を研究しています。岩盤を効率よく掘る方法や、掘ったあとも周りの岩盤を安定に保つ安全な設計を考えています。露天採掘のあとの環境修復を、植林や排水の制御などさまざまな観点から研究しています。海外の研究機関・大学・企業との共同研究にも取り組んでいます。

山田 泰広
先輩の声 1件
エネルギー資源工学研究室は、深海底や宇宙、超深地下といったフロンティアも含めて、エネルギー資源の探査と持続可能な開発・生産を研究しています。ドローンやVRといった新しい技術も取り入れ、自然界に豊富にある天然水素の探査、メタンハイドレートの開発、二酸化炭素の地中貯留、月や火星での資源開発などに取り組んでいます。室内実験、現場試験、野外観測、データ解析、数値シミュレーション、VRを組み合わせて進めます。より良い環境と地域の幸せを意識した、エネルギー資源の探査と開発を目指しています。

梶田 幸秀
先輩の声 1件
地震工学研究室は、地震による社会基盤施設の被害をできるだけ小さくするための研究をしています。世界有数の地震国である日本では、常に地震災害の危険と隣り合わせで生活することになります。発災時に被害を最小限に止め、人命を最優先に守るため、構造物の耐震性向上や新しい技術・材料の開発に取り組みます。地震工学は、地盤の中を地震動がどう伝わるか、地中や地上の構造物が地震のときどう動くか、既存の構造物をどう補強するかを扱う分野です。なかでも橋梁を主な対象に、橋全体の地震時応答解析や、桁の衝突と背面の土を考えた橋台の安全性を、理論と実験の両面から調べています。すでに傷んだ橋がどれだけ安全性の余裕をもっているかの検討や、信頼性設計・地震リスク解析にも取り組んでいます。人工知能技術の活用も含め、ハード面とソフト面の両方から防災・減災の研究を進めています。

濵田 秀則
先輩の声 1件
建設材料システム工学研究室は、暮らしと経済活動を支えるインフラの材料であるコンクリートを主な対象にしています。安全で耐久性に富み、自然環境と調和した構造物を建てるため、材料の耐久性の評価やリサイクルの方法を調べています。すでに建てられた構造物を長寿命化させるために、健全度を診断する技術や、補修の効果を数値で表す手法にも取り組みます。海に近い場所のような過酷な環境で進む、コンクリートの中の鉄筋の腐食と防食は、電気化学の手法で長く続けてきたテーマです。主宰する教授は港湾の研究機関で構造物の劣化と向き合ってきた経歴をもち、海洋環境に置かれたコンクリートや鋼の構造物のライフサイクルマネージメントが研究の柱のひとつになっています。セメントが固まったあとに起こるアルカリ骨材反応やエトリンガイトの生成といった化学反応が、膨張やひび割れを招く仕組みも調べています。高炉スラグやフライアッシュのような産業副産物、九州に広く積もる火砕流堆積物(シラス)を建設材料として使う研究も進めており、環境への負荷を抑えた材料づくりにつながっています。コンクリートを練る水に海水を使う技術は、水の乏しい地域を念頭に、海外の研究機関への技術指導にも広がっています。学部では土木材料学と維持管理工学、大学院ではコンクリート工学特論を担当し、材料の性質から現場の維持管理までを続けて学べます。
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