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253研究室・先輩の声 36件

寒川 義裕
先輩の声 1件
プロセス設計工学研究室は、省エネやSDGsに役立つ機能性材料の研究開発をしています。これまでの新材料開発は、成膜温度や原料組成などの条件をトライアル&エラーで探しており、時間も労力もかかっていました。実験・計測・計算科学で得たデータをデータ科学(AI)で解析し、試す回数を減らす『プロセス・インフォマティクス』を開拓しています。対象は窒化物半導体などの次世代半導体で、化学気相成長のプロセスを丸ごと仮想空間に再現するシミュレーション技術(eXS2-CVD)を開発しています。見据えているのは、高効率の電力変換パワーデバイスや深紫外レーザ、ポスト5G/6G通信の超高周波デバイスです。

松清 修一
先輩の声 1件
宇宙流体環境学研究室は、宇宙プラズマをキーワードに、地球周辺から遠方の高エネルギー天体まで、さまざまな宇宙流体環境を研究しています。宇宙空間は、プラズマという電気を通す流体で隈なく満たされています。太陽活動の影響はプラズマを介して地球周辺の宇宙環境に及び、華々しい天体現象の解明のカギを握るのもプラズマのふるまいです。プラズマを制御して、宇宙での飛翔体の推進技術を開発することにも力を入れています。

山本 直嗣
先輩の声 1件
先進宇宙ロケット工学研究室は、人工衛星に載せる電気推進機や、有人惑星間航行を目的とした核融合ロケットなど、次世代の宇宙推進を研究しています。手のひらサイズの小型人工衛星用イオンエンジンから、有人惑星間航行用の核融合ロケットエンジンまでが対象です。プラズマにかかわる物理現象を理解するため、キャビティリングダウン法やトムソン散乱法でプラズマの密度や温度を測る実験と、電子やイオンを第一原理的に解く数値解析の両輪で研究を進めています。さらに、高強度レーザーを使って天体プラズマ現象を地上で再現する、レーザー宇宙物理実験にも取り組んでいます。

齋藤 渉
先輩の声 1件
パワーデバイス工学研究室は、電気を効率よく変換するための半導体部品(パワー半導体デバイス)を研究しています。再生可能エネルギーを広げるには、つくった電気をむだにせず、つくる量と使う量のつり合いを保って使うことが欠かせません。電気を制御して上手に使う技術の分野をパワーエレクトロニクスといい、その回路で電気の制御を担う半導体部品をパワーデバイスと呼びます。研究の先に見すえているのは、低炭素社会を支える新しい電力ネットワークです。

文 贊鎬
先輩の声 1件
非平衡プラズマ力学研究室(文研究室)は、乱れたプラズマ(乱流プラズマ)と、その中に構造ができるしくみを実験で研究しています。プラズマは宇宙に広く存在する状態で、その研究は自然界の理解や、核融合をはじめとした技術の革新につながります。乱流はプラズマを逃がすしくみ(乱流輸送)として大きな役割を担うと考えられ、核融合を実現するには、プラズマ乱流の理解が欠かせません。さまざまな大きさと速さのゆらぎを精密に測り、そのデータを分析して、新しい法則を見いだすことに取り組んでいます。

波多 聰
先輩の声 1件
ナノ構造解析学研究室は、透過電子顕微鏡(TEM)を使った新しい観察・分析手法の開発を通じて、材料のナノ構造と物性の関係を明らかにする研究をしています。ナノ構造を立体的に可視化する電子線トモグラフ法と、材料の熱反応や変形のようすを見るその場観察を組み合わせた、4Dイメージング法を得意としています。対象とする材料は、鉄鋼材料、アルミニウム合金、ニッケル合金などの金属材料をはじめ、超電導材料やナノ粒子まで多岐にわたります。学生自らが総合理工学研究院と超顕微解析研究センターの先進電子顕微鏡を操作し、観察と解析の技術を身につけていきます。

戸田 裕之
先輩の声 1件
構造材料評価研究室は、航空機や新幹線、自動車、ロケットなどに使われる構造材料が、なぜ壊れるのかを研究しています。放射光施設SPring-8を使った3D/4Dイメージング、原子からマクロまでの計算科学、さまざまな材料強度の評価を組み合わせています。扱う材料は金属を中心に、セラミックス、ポリマー、複合材料と幅広いです。本当の壊れ方を明らかにして、新しい構造材料づくりや、適切な設計の指針づくりにつなげています。

渡邉 聡
先輩の声 1件
流体制御研究室は、主に流体機械とその構成要素の内部流れにおける諸現象を研究しています。流体機械とは、水や空気などの流れる流体と機械との間でエネルギーを交換する機械の総称です。流体にエネルギーを与えるものにはポンプや送風機、圧縮機があり、流体からエネルギーを受け取るものにはタービンや風車、水車があります。これらの高効率化や諸現象の解明、低落差水位などの低エネルギーの有効利用を通じて、社会に貢献しようとしています。

林 灯
先輩の声 1件
先進水素システム研究室は、脱炭素エネルギー社会に向けて、再生可能エネルギーを有効に使う手段の一つとして水素エネルギーを研究しています。再生可能エネルギーと水素をつなぐ水電解による水素製造と、水素を電気に変える燃料電池の、両方を対象にしています。どちらも反応が起こる電極層が性能を決めるため、その電極層を材料から設計しています。触媒や多孔質のカーボン担体、プロトン伝導体といった材料そのものに加え、それぞれのはたらきを切り分けて評価する手法の開発にも取り組んでいます。

松永 久生
先輩の声 1件
水素貯蔵システム研究室は、水素を使う機器の中で金属の部材に何が起きるかを研究しています。水素が材料の内部に侵入すると強さや延びが下がることがあり、これは水素脆化と呼ばれます。水素脆化は、機器を安全に設計することやコストを下げることの障害になっています。ステンレス鋼やマルテンサイト鋼、ニッケル基超合金など幅広い材料を対象に、水素ガスの中での疲労き裂の進み方や破壊靱性を調べています。高圧の水素ガスの中で引張試験や疲労試験ができる装置のほか、ねじり疲労の試験機や、大気中で低温から高温まで幅広い温度をつくれる試験機をそろえています。壊れた試験片の表面は電界放出型走査電子顕微鏡で観察し、EBSDで結晶の向きを、昇温脱離分析で材料から出てくる水素の量を調べます。学生が自分で装置を動かして実験を進め、高度な知識と技術が要る装置ではテクニカルスタッフの支援を受けます。
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