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18研究室・先輩の声 6件

梶田 幸秀
先輩の声 1件
地震工学研究室は、地震による社会基盤施設の被害をできるだけ小さくするための研究をしています。世界有数の地震国である日本では、常に地震災害の危険と隣り合わせで生活することになります。発災時に被害を最小限に止め、人命を最優先に守るため、構造物の耐震性向上や新しい技術・材料の開発に取り組みます。地震工学は、地盤の中を地震動がどう伝わるか、地中や地上の構造物が地震のときどう動くか、既存の構造物をどう補強するかを扱う分野です。なかでも橋梁を主な対象に、橋全体の地震時応答解析や、桁の衝突と背面の土を考えた橋台の安全性を、理論と実験の両面から調べています。すでに傷んだ橋がどれだけ安全性の余裕をもっているかの検討や、信頼性設計・地震リスク解析にも取り組んでいます。人工知能技術の活用も含め、ハード面とソフト面の両方から防災・減災の研究を進めています。

濵田 秀則
先輩の声 1件
建設材料システム工学研究室は、暮らしと経済活動を支えるインフラの材料であるコンクリートを主な対象にしています。安全で耐久性に富み、自然環境と調和した構造物を建てるため、材料の耐久性の評価やリサイクルの方法を調べています。すでに建てられた構造物を長寿命化させるために、健全度を診断する技術や、補修の効果を数値で表す手法にも取り組みます。海に近い場所のような過酷な環境で進む、コンクリートの中の鉄筋の腐食と防食は、電気化学の手法で長く続けてきたテーマです。主宰する教授は港湾の研究機関で構造物の劣化と向き合ってきた経歴をもち、海洋環境に置かれたコンクリートや鋼の構造物のライフサイクルマネージメントが研究の柱のひとつになっています。セメントが固まったあとに起こるアルカリ骨材反応やエトリンガイトの生成といった化学反応が、膨張やひび割れを招く仕組みも調べています。高炉スラグやフライアッシュのような産業副産物、九州に広く積もる火砕流堆積物(シラス)を建設材料として使う研究も進めており、環境への負荷を抑えた材料づくりにつながっています。コンクリートを練る水に海水を使う技術は、水の乏しい地域を念頭に、海外の研究機関への技術指導にも広がっています。学部では土木材料学と維持管理工学、大学院ではコンクリート工学特論を担当し、材料の性質から現場の維持管理までを続けて学べます。

三谷 泰浩
先輩の声 1件
地圏環境システム工学研究室は、人が生活する地表から地下に広がる空間、すなわち地圏の環境を研究しています。人は地圏を開発・利用して社会を発展させてきましたが、その過程で地盤沈下や地下水環境の変化、土壌汚染、土砂災害といった問題も生じてきました。地圏環境の問題は兆候をつかみにくく、長い時間を経てから現れることが多いため、計画から維持管理までの各段階で適切な評価と監視が要ります。地盤・岩盤工学を土台に、人工衛星リモートセンシングや三次元データ、GISといった情報技術を活かして、環境と調和した開発と保全の技術を探ります。

矢野 真一郎
先輩の声 1件
環境流体力学研究室は、海や川、湖沼といった自然の水域で起きる水環境の問題を研究しています。水は人だけでなく自然界の生き物すべてに欠かせませんが、人口の増加や地球温暖化は良質な水資源の不足を招くと予測されています。一方で温暖化は降雨の変化を激しくし、熱帯性低気圧を強大化させるといわれ、洪水被害の増大も心配されています。水環境を保全・再生する技術の開発や、水環境が悪化する仕組みの解明、洪水などの災害調査を通じて、防災と環境保全を両立させる道を探っています。

久場 隆広
先輩の声 1件
都市環境工学研究室は、いわゆる水環境工学に関する研究をしています。水環境は水質・水量・生物・底質・水辺・景観など多様な要素からなり、その全体が保全される必要があります。そのために、水環境や水循環を俯瞰した統合的流域水管理の手法を組み立て、下水処理場のような地域水施設の役割にも目を向けます。環境浄化・生態系保全・総合水管理・廃水処理という各種の技術とシステムを使い、水環境を総合的に保全することに取り組んでいます。

馬奈木 俊介
先輩の声 1件
都市・交通工学研究室は、気候変動などの環境問題、エネルギー、開発と貧困といった国際的な問題、そして住宅価格の高騰や交通渋滞といった都市の問題を研究しています。高齢化や人口減少、健康・福祉、教育、災害、交通システムのあり方など、都市が直面する複雑な問題が対象です。都市工学・交通工学・経済学など多面的で学際的なアプローチから、理論と実証の両面で向き合い、現実的で効果のある政策提言も行います。新しいインフラや技術によって市民生活を向上させ、都市をより望ましく運用することが研究室の使命です。

石藏 良平
先輩の声 0件
地盤工学研究室は、私たちの生活の場であり、社会のインフラ設備を基礎から支える「地盤」に関わる工学的な問題を解決する研究に取り組んでいます。安全・安心なインフラ設備をつくるための基礎的な研究に加え、気候変動で激しくなる災害や環境問題を扱う応用研究も行っています。研究は、理論と実験、基礎と応用の両面から幅広く進めています。プロジェクト研究として、モンゴル科学アカデミーとの共同調査による自立支援型の砂漠化防止技術や、気候変動に伴う九州・沖縄の地盤災害とその適応策などにも取り組んでいます。

園田 佳巨
先輩の声 0件
構造解析学研究室は、コンピュータを使った数値解析(シミュレーション)で、構造物の挙動を計算する研究をしています。地震や津波、衝突といった自然災害や外力に対し、構造物がどう振る舞い、どれほどの耐荷性能を持つのかを詳しく追って評価します。構造物を長期間にわたり安全に利用するための、維持管理の技術の開発にも取り組んでいます。

貝沼 重信
先輩の声 0件
建設設計工学研究室は、鋼構造物とコンクリート構造物の経年劣化に対する維持管理や、高耐久性設計を研究しています。化学、電気化学、材料科学、空間統計学、力学など、複数の学術領域にまたがる新しい研究に挑戦する研究室です。劣化のしくみを基礎研究で解き明かし、その現象の発生や致命的な損傷を予知する手法を提案しています。研究テーマの多くは、様々な産業分野の研究機関や民間企業との共同研究で実施しています。

笠間 清伸
先輩の声 0件
防災地盤工学研究室は、地震や豪雨などの自然災害を未然に防ぎ、被害を最小限に抑えるための研究と教育をしています。災害現象を理解して被害を予測する理論を学び、災害に強い都市デザインの知識を身につけます。1998年4月に工学研究院社会基盤部門の地盤学講座の一つとして誕生し、2021年4月からは土木工学専攻で研究と教育を続けています。研究室見学は、いつでも受け付けています。
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