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900研究室・先輩の声 69件

大宮 寛久
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有機反応化学研究室は、複雑な有機分子を直接組み立てる新しい合成技術を開発しています。有機合成は多段階の工程と多様な試薬を必要とし、費用や開発期間、廃棄物による環境負荷が課題になります。分子の構造が複雑でも、持続可能な試薬やエネルギー源を使って一気に組み上げる方法を探しています。合成プロセスを効率化することで、新薬の発見と開発を加速し、医療の向上につなげることを目指しています。

中尾 佳亮
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天然物有機化学研究室は、有機分子のありふれた結合を直接新しい結合に変える反応を開発しています。現在の有機合成の多くは、分子をあらかじめ官能基化しておく必要があり、目的の化合物までに多くの段階を要して副生成物も多く出ます。希少な化学物質や元素に頼る反応も少なくないため、ケイ素やバイオマスのように自然に豊富にある資源を生かす反応も探しています。鍵になるのは触媒で、遷移金属錯体触媒を軸にルイス酸触媒・有機触媒・酵素触媒・固体触媒を組み合わせ、協働ではじめて可能になる変換を目指しています。

小山 宗孝
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材料解析化学研究室は、分子を創り出す化学の力で、生命現象の解明や、病気の診断・治療につながる技術の開発に取り組んでいます。生き物は化学分子の集まりで、分子の濃度や居場所、相互作用や反応によって成り立っていますが、個々の分子がどう働いているかはまだ分かっていません。そこで、生体を探ったり制御したりする「分子プローブ」をつくり、生命現象を分子のレベルで理解し、操ることを目指しています。分子を創る有機化学、化学で生命に迫る化学生物学、生命を知る分析化学を組み合わせて、これまで誰も見たことのない分子技術を生み出そうとしています。

浦山 健治
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高分子機能物性研究室は、ゲルやエラストマー(ゴム)などの高分子ソフトマテリアルの物性を調べ、新しい機能を生み出す研究をしています。ソフトマテリアルはとても柔らかく大きく伸縮でき、金属やガラスとはまったく違うふるまいをします。自分の形を保つ固体でありながら、気体の圧力と同じ起源をもつエントロピー弾性と、液体の粘性をあわせもつ多面性が特徴です。人体の軟組織やコンタクトレンズ、タイヤ、食品、化粧品にも使われていますが、理由の分からない現象も多く、未踏の領域が広く残されています。

沼田 圭司
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生体材料化学研究室は、アミノ酸がつながったポリアミノ酸(ポリペプチド、構造タンパク質)を材料として使う研究をしています。高分子の構造と物性の関係にもとづいて材料を設計することが、研究室のいちばんの独自性です。構造材料としては、天然のクモ糸をまねた人工シルクの開発を進めています。機能材料としては、ペプチドを使って植物の細胞に遺伝子を送り込み、植物を改変する研究に取り組んでいます。

増野 敦信
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ガラス基礎科学研究室は、2023年4月に発足した日本電気硝子株式会社による寄附講座です。物質を宙に浮かせる無容器法で、これまでの常識では考えられなかった組成の「ニューガラス」を合成しています。量子ビーム計測や計算科学、情報科学を使った先進的なガラス構造解析から、機能が現れる仕組みを原子や電子のレベルで解き明かします。ガラスの基礎研究を多角的に進め、ガラス科学の新しい学理を築くとともに、ガラスの研究者や技術者となる人材を育てることを目指しています。

LANDENBERGER Kira B.
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先端機能高分子研究室は、リビングカチオン重合という手法でさまざまな高分子の構造をつくる研究をしています。そこから、機能性や刺激応答性をもつ材料を合成することを目指しています。超分子ポリマーネットワーク、分子間相互作用、温度応答性ヒドロゲルが主な研究テーマです。ハロゲン結合を使った分子どうしの結びつきや、温度で形が変わるアクチュエータゲルにも取り組んでいます。

杉安 和憲
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機能高分子合成研究室は、分子どうしをつないで新しいタイプの高分子をつくる研究をしています。超分子ポリマーは、モノマー分子が水素結合などの可逆的な分子間相互作用で連結された高分子です。その精密合成のためのリビング超分子重合法を独自に開発し、さまざまなナノ構造体をつくり出してきました。高分子化学、超分子化学、コロイド化学という3つの化学を発展的に融合させ、新しい化学を切り拓くことを目指しています。

大内 誠
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高分子生成論研究室は、高分子の構造を精密に制御する手法を開拓しています。身のまわりの合成高分子と、DNAやタンパク質のような生体高分子は、同じ高分子でありながら構造の緻密さと機能の現れ方が大きく違います。そこで「高分子らしさ(高分子性)とは何か」を問い直し、構造が精密に制御された精密高分子を通じてその答えを探しています。構造制御にもとづく新しい高分子材料の開発も目指しています。

田中 一生
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重合化学研究室は、これまで有機材料にあまり使われてこなかった元素を活かして、新しい素材をつくる研究をしています。身のまわりの有機・高分子材料をつくる元素は、炭素や水素、酸素、窒素など周期表のごく一部に限られています。使われてこなかった元素を取り入れると、その元素の特徴を反映した電子・光・触媒機能や分子認識能が期待できます。一人ひとりの自由な発想のもとで、それぞれが元素を活かしたオリジナルの物質を生み出すことを目指しています。
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