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702研究室・先輩の声 51件

中岡慎治
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数理生物学研究室は、生物学に数理科学の手法やデータ解析を持ち込んで、生命現象を理解する研究をしています。実験や観察のデータを見るだけでは分からないことを、数理モデルやシミュレーションで確かめます。腸内や土壌の微生物叢の生態系、医療データの解析、網羅的な遺伝子配列データを扱うバイオインフォマティクスなど、テーマは幅広くあります。数学・情報学・分子生物学が主に関わりますが、配属のときにそれまで学んできた分野は問いません。

比能洋
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先端生体制御科学研究室は、糖と糖鎖の化学を通じて、生命のしくみと新しい薬を研究しています。糖鎖は細胞の外側にさまざまなパターンを示し、血液型や血清型のように、その生き物の特徴を表す目印になります。独自の合成技術と分析技術を土台に、糖鎖の形の特徴を素早くとらえる「グリコタイピング」の技術を開発しています。生まれた技術を物質科学や生命科学の分野で活用し、新しい世代の医薬品の開発にもつなげることを目指しています。

門出健次
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化学生物学研究室は、核酸・タンパク質・糖鎖・脂質といった生体分子を、原子のレベルから理解する研究をしています。とくに分子の右手型・左手型の違い(キラリティー)に注目し、新しい分析法の開発を進めています。赤外円二色性(VCD)などの方法を糖鎖や脂質に応用し、構造と生物としての働きの関係を調べます。肥満、アルツハイマー病、アトピー性皮膚炎、がんなど、脂質に関わる病気を対象とした酵素阻害剤の開発にも取り組んでいます。

安達広明
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植物免疫研究室は、植物が病原微生物をどう見分け、どう身を守るのかを研究しています。植物はNLR型免疫受容体というセンサーを持ち、病原体の侵入を感じ取って免疫を立ち上げます。ゲノム解析、AI、タンパク質の構造解析を組み合わせ、ゲノムの情報から受容体の働きを予測して確かめます。一方で病原体の側も植物の組織を作り変えて住みつきます。その戦略も顕微鏡で見える形にしています。

上原亮太
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細胞装置学研究室は、細胞分裂と、細胞が持つゲノムの数(倍数性)の変化を研究しています。正確な細胞分裂は生命の維持と継承に欠かせませんが、細胞が中身を等分して自らを二つに分けるしくみは、まだ明らかではありません。分裂の制御が乱れると染色体の数が変わり、細胞の性質が大きく変わって、がんなどの重い病気の原因にもなります。細胞を調べたり操ったりする技術を組み合わせ、分裂を支える「細胞装置」の造りと働きかたを分子のレベルで解き明かします。

菊川峰志
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光生物学研究室は、光を受けて働くタンパク質の仕組みを研究しています。主な研究対象は、微生物がもつ「ロドプシン」という光受容タンパク質です。光を当てたあとに形が段階的に変わっていく様子を、分光法や電気化学測定法で追いかけます。そこで分かった仕組みをもとに、タンパク質へ新しい機能を持たせることも目指しています。

北村朗
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細胞分子機能科学研究室は、細胞の中でタンパク質がどう動き、どう集まるのかを研究しています。タンパク質は正しく折りたたまれて働きますが、失敗すると集まって凝集体をつくることがあります。この凝集体は神経変性疾患にも関わるため、できる仕組みと細胞への影響を調べています。光が生き物を傷つけにくい性質を生かして、生きた細胞の中の分子を測る手法を開拓しています。

中村公則
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自然免疫研究室は、腸の粘膜で働く自然免疫の仕組みを研究しています。小腸のパネト細胞は、感染の刺激を受けると抗菌ペプチドを出して微生物を殺します。この抗菌ペプチドがどう働き、腸内の微生物との関わりをどう保つのかを調べています。感染症や治りにくい免疫の病気の原因と病態を、自然免疫の視点から明らかにすることを目指しています。

李响
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ソフトマター構造物性学研究室は、ゲルや高分子溶液などのやわらかい物質を研究しています。生き物の体も、ナノのレベルで見ると無数の紐(高分子)が集まってできています。光やX線、中性子を当てたときの散らばり方(散乱)から、物質の内側のナノの構造を調べます。レオロジーや分光法も組み合わせ、観測される物性の背後にある仕組みの解明に取り組んでいます。

藤原幸一
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生体データサイエンス研究室は、少ないデータ(スモールデータ)から役に立つAIをつくる方法を研究しています。めったに起きないことや、集めるのに費用がかかるデータは、大量には手に入りません。そこで専門家の経験や知識も取り込みながら、機械学習のアルゴリズムや数理モデルを開発します。北海道大学と奈良先端科学技術大学院大学の2大学で活動し、医療AIや医療機器、生産システムの開発につなげています。
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