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702研究室・先輩の声 51件

三輪京子
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三輪京子研究室は、植物が土の環境に応答して生きるしくみを、分子のレベルで研究しています。植物は土から必要な無機元素を選んで吸収し、毒になる元素を排出するしくみを進化のなかで発達させてきました。とくに必須元素のひとつであるホウ素に注目し、植物が栄養の過不足をどう感じ取り、輸送や代謝を制御しているのかを調べています。得られた知見をもとに、栄養が不良な土壌でも育つ植物をつくることを目標にしています。

堀千明
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堀千明研究室は、森林のなかで樹木と菌類のあいだに起きている、炭素をめぐる攻防を研究しています。樹木は頑丈な細胞壁と抗菌成分で微生物の攻撃を防ぎますが、きのこなどの菌類はそれを分解する力を進化のなかで身につけてきました。環境中から自分たちで単離した菌類と、その遺伝子情報を使って、分解の分子メカニズムや新しい酵素を探しています。基礎研究で分かったことを、分解酵素の利用や樹木の微生物防除につなげる応用研究にも取り組んでいます。

鷲尾健司
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この研究室は、地球環境を保全する生き物のしくみを、遺伝子のレベルから理解しようとしています。自然界で見つかったさまざまな生物機能を生かし、環境をマネジメントする新しい方法を開発することを目指しています。鷲尾助教は、イネなどの植物を対象に、植物ホルモンが成長を支えるしくみを調べています。

長里千香子
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細胞培養工学研究室は、コンブやワカメを含む褐藻類を、細胞生物学と分子生物学の手法で研究しています。褐藻類は複雑な世代交代と生殖の様式をもち、水の中でもっとも大きくなった多細胞の光合成生物です。多細胞のからだがどう作られ、保たれるのかを、細胞分裂のしかたや細胞どうしのつなぎ目から調べています。海藻の資源を保つため、生活環を回して成熟や成長をうながす条件も探しています。

仲岡雅裕
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厚岸臨海実験所は、北海道東部の厚岸湾に建つ実験所で、海洋生態学と生物海洋学を中心に研究しています。目の前には寒流(親潮)の影響を受ける海が広がり、アマモが群生する厚岸湖、湿原、河川、森林もそろっています。アマモ場やコンブ林の生物多様性、植物プランクトンの増え方などを、現場での観測をもとに調べています。1931年に創設された寒流系の生物を主とする臨海実験所で、国内外の研究者や学生が滞在して研究や実習に取り組んでいます。

四ツ倉 典滋
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コンブ研究室は、コンブ目植物(コンブ類)の多様性と、その由来を研究しています。太平洋北西域の沿岸は世界でもっともコンブ類の多様性に富む地域のひとつで、固有種の多い日本産のコンブがどこから来て、どう分布を拡げたのかを分子生物学の手法で調べています。生育環境の変化に備えて各種の遺伝特性をつかみ、遺伝資源の保全と、生産性の高い産業種の育種にも取り組んでいます。研究室は札幌キャンパスの北方生物圏フィールド科学センター別棟にあり、小樽市の忍路臨海実験所を使って研究を進めています。

尾瀬農之
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構造生物化学研究室は、生命現象を化学反応の集まりと捉え、蛋白質が担う反応と相互作用を研究しています。生体高分子の立体構造を見たり、分子どうしの相互作用や酵素による物質変換の過程を追ったりする、構造生物学が土台です。扱っている現象は、免疫系とウイルスの攻防、がん化とシグナル伝達経路、特異な酵素反応、水素の位置が鍵になる現象などです。X線結晶学・中性子結晶学・電子顕微鏡・NMRを組み合わせ、蛋白質が担う反応と、細胞のなかの生命現象を結びつけることを目指しています。

相沢智康
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蛋白質科学研究室は、タンパク質が立体構造をつくって働くしくみを研究しています。ゲノムから設計図は分かっても、そこから正しい形ができて機能を発揮する道すじには未知の点が多く残っています。遺伝子工学による大量生産の技術と、分子の構造や動きを調べられるNMR法を使い、微生物から昆虫、人まで、さまざまな生物のタンパク質を扱います。立体構造や機能を自由に操ることを目標に、広い分野の研究者と組んで医薬や産業への応用も進めています。

野々山貴行
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融合ソフトマター研究室は、ゼリーやゴムのような「やわらかい物質=ソフトマター」を研究しています。ソフトマターは固体と液体の両方の性質をあわせ持ち、刺激や環境の変化に敏感に応答します。生体となじみやすいソフトマターは、人工組織や再生医療、柔軟なセンサなど、医療・ヘルスケアの材料として注目されています。材料の設計には天然由来の高分子や生体無機物も使い、北海道の陸と海の資源を生かした素材づくりにも取り組んでいます。

黒川孝幸
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転成ソフトマター研究室は、機能を持った高分子ハイドロゲルを創り出す研究をしています。つくったゲルの機能がなぜ生まれるのかを調べ、その知見を次のゲルの設計に生かす、という流れを繰り返します。その途中で、バイオマテリアルにつながる技術や、新しい物性の測り方が生まれています。強靭なダブルネットワークゲルの摩擦や疲労の理解、治療に使うゲルの創製など、基礎から応用までゲルを通して学べます。
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