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157研究室・先輩の声 25件

佐藤讓
先輩の声 1件
佐藤讓先生は、非線形力学系と複雑系、とくに時空カオスの複雑さを研究しています。決定論的なカオスと確率的なノイズが混ざるときに何が起こるのかを、ランダム力学系の立場から調べます。大自由度力学系の現象論と時系列解析、カオス的なダイナミクスの情報理論的・計算論的な解析も主なテーマです。力学系理論と非線形物理学を土台に、計算理論や情報理論、予測制御といった周辺の分野へも応用を広げています。

田﨑創平
先輩の声 1件
田﨑創平先生は、生命の複雑な構造ができるしくみと、その高度な働きを数理の立場から研究しています。細胞の状態を決める遺伝子レベルの調節から、細胞集団の運動、組織の形、周囲の環境との関わりまで、いくつもの階層をまたいで捉えます。それぞれの階層と、階層どうしの結びつきを、実験データに合わせた数理モデルにしていきます。あわせて新しいデータ分析の方法をつくり、高次元の生命科学データから必要な情報を取り出します。

中野雄史
先輩の声 1件
中野雄史先生は、力学系理論とエルゴード理論を研究しています。力学系理論は、1単位時間あたりの発展の法則が与えられたときに、長い時間がたった後の様子を調べる分野です。対象は力学のモデルに限らず、人口や株価、降水量といった自然・社会現象の数理モデルも含みます。初期状態のわずかな変化が後で大きな影響になる性質をカオスといい、そうした系の統計的な性質を調べています。

秋田利之
先輩の声 0件
幾何系は、モノの形をはかる学問として幾何学に取り組むグループです。形の特徴を表す量を取り出し、その量が本当に形をよく表しているのか、どう計算すればよいのかを調べます。三角形や曲面はもちろん、物理現象や複雑な図形、方程式の解の集合、群、情報も「形をもつモノ」として扱います。位相幾何学・代数幾何学・微分幾何学・特異点論・数理物理学まで幅広く、多様性を保ちながら協力して研究を進めています。

坂井哲
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数理科学系は、諸科学と結びつく応用数学・数理科学の研究を進めるグループです。ブール代数やチューリングの計算機械のように、数学は思考とは何かを問いながら社会の仕組みを変えてきました。偏微分方程式・エルゴード理論・非線形力学系・確率論を土台に、各教員と大学院生がテーマを持って取り組んでいます。理論的な研究から、現象の解析に計算機を援用する研究まで、幅広いスタイルをとるのも特徴です。

小林達夫
先輩の声 0件
素粒子・宇宙論研究室は、物質を構成する最小の単位、その間にはたらく基本的な力、そして時間と空間の性質を理論から研究しています。これらの問いは独立ではなく、複雑に絡み合っています。こうした自然界の根源にある謎を解き明かすのが、素粒子理論の目的です。研究の幅は、加速器実験などで見えている現象を理解するものから、実験の届かない超高エネルギーの世界を理論の整合性から探るものまで広がります。最も基本的な原理や理論は何かという素朴な疑問を、とことん突きつめたい人に向いた研究室です。

岡本崇
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理論宇宙物理学研究室は、星・ブラックホールから銀河・銀河団まで、宇宙のさまざまな階層の構造がどう生まれ、どう進化したかを研究しています。ビッグバン直後から現在までの各時代を対象に、数値シミュレーションと、それに基づく準解析モデルを使います。計算には理研の「富岳」や国立天文台の「Aterui II」といったスパコンを使い、流体力学や重力に加えて輻射・磁場・化学反応なども組み込みます。シミュレーションの結果は、観測研究とも照らし合わせながら、実際の宇宙の進化を理論の側から明らかにすることにつなげています。

速水賢
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統計物理学研究室は、固体の中の電子が示す磁性や誘電性などの性質を、理論と数値計算で研究しています。電子どうしが強く反発しあう強相関電子系では、電荷だけでなくスピンや軌道も絡み合い、ふつうの金属にはない性質が生まれます。第一原理計算や機械学習も使い、実在する物質の理解と、新しい機能をもつ物質の探索を進めています。奥田グループでは、スピングラスや結合振動子、複雑ネットワーク上の相転移も研究しています。

山本昌司
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数理物理学研究室は、粒子の動きが限られた低次元の物質に現れる、新しい量子協力現象を理論で研究しています。電子の電荷とスピンが別々に振る舞う現象や、小さな分子磁石で起こる磁化の量子トンネリングなどが対象です。スピン波理論などの解析計算と、量子モンテカルロ法などの大規模な数値計算の両面から取り組んでいます。最近はトポロジーや2次元準結晶もキーワードとし、実験グループと連携した研究も進めています。

網塚浩
先輩の声 0件
Jマテリアル強相関物性研究室は、固体の中の電子が示す超伝導や磁性などの性質を、実験で研究しています。スピン軌道相互作用と結晶の対称性の破れがもたらす新しい機能と、それをもつ物質を「Jマテリアル」と名づけて開発しています。極低温・強磁場・超高圧のもとで熱・磁気・電気・超音波の性質を測り、中性子散乱やX線などの微視的な実験も組み合わせます。X線回折とレーザー分光で秩序と揺らぎを調べる研究や、光で励起された状態に現れる現象の研究も行っています。
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