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10研究室・先輩の声 0件

藤田雅紀
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生物有機化学研究室は、海の生き物や微生物がつくる化合物を、有機化学の視点から研究しています。海の生き物からは医薬品の候補にもなる多様な化合物が見つかっていて、その多くは共生する細菌がつくっています。化合物づくりに必要な遺伝子を探し出して生物工学的に生産し、まだ使われていない海の資源を生かすことをめざしています。生き物どうしが化学物質を介して影響し合うしくみも、赤潮やアオコとの関わりから調べています。

安藤靖浩
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安藤研究室は、海の生き物に含まれる脂質の構造と組成を研究しています。脂質は、水に溶けにくく油に溶けやすい、生き物に由来する物質です。水生生物の脂質は陸上の動植物よりはるかに多くの種類の化合物を含み、その構造や量を測るのは簡単ではありません。身近な海産魚から天然のクロマグロ、めったに流通しない魚まで、脂質成分を丹念に分析しています。

細川雅史
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機能性分子化学研究室は、海の生き物に特徴的な機能性物質を研究しています。海には魚類やほ乳類、藻類、甲殻類、貝などの軟体動物、微生物まで、多様な生き物があふれています。これらに特徴的な物質を「マリンケミカル」と呼び、リン脂質やカロテノイドなどの脂溶性成分を中心に扱います。体の中での働きを調べる分子栄養学的な評価、機能を高める分子の改変、新しい機能性分子の探索が研究の柱です。

山﨑浩司
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食品衛生学研究室は、食品の中の有害な微生物を抑える方法を研究しています。食品の安全と品質を保つ技術を高め、食品ロスを出さずに安全な食糧を届けることをめざしています。マグロやサバなどの赤身魚で起こるヒスタミン食中毒について、原因になる菌とその抑え方を調べています。水産発酵食品の中で微生物が果たす働きの解明も、研究課題に掲げています。

栗原秀幸
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栗原研究室は、北海道の沿岸に生える海藻に含まれる成分を、化学の方法で研究しています。北海道は海の環境が地域ごとに違い、世界でも有数の多様な海藻が育つ場所です。人の健康や水産物の安全に役立つ成分を探し、その構造や働きを明らかにしています。あわせて、海藻に特徴的な多糖類の量を測る分析方法づくりにも取り組んでいます。

趙佳賢
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食品機能化学研究室は、食べ物の成分が体の免疫の働きをどう調節するかを研究しています。寿命が延びた一方で、生活習慣病や高齢化に伴う病気が社会の問題になっています。食品成分の中には、免疫の反応を調節して病気の予防に役立つものがあります。まだ利用されていない海の資源を使った機能性食品の開発も、研究課題に掲げています。

小林彰子
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食品化学生化学研究室は、魚の体で消化と吸収に関わるトランスポーターを研究しています。小林准教授は2025年に着任し、「知識は広く、研究は深く」をモットーに教育と研究に取り組んでいます。魚をより健康に、より効率よく育てる技術の開発をめざしています。水産物の品質とおいしさを目に見える形にする技術の開発も、研究課題に掲げています。

岸村栄毅
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食品工学研究室は、使われずにいる水産物や加工で出る副産物から、役に立つ成分を探して活用する技術を研究しています。成分の量や構造、働きを明らかにし、抽出や精製などの方法を開発して、廃棄物を出さない水産物の利用をめざしています。中でも、函館のコンブ養殖のロープにびっしり育つ紅藻ダルスに注目し、栄養成分や健康への働き、利用法を調べています。海藻のゲノム編集法の開発も、研究課題に掲げています。

丸山英男
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化学工学研究室は、化学工学の手法で、水産の資源を分けたり別の物質に変えたりする方法を研究しています。液体と固体、液体と気体の境目で物質がくっつく吸着という現象を使った分離操作と、その工程(プロセス)づくりに取り組んでいます。水産加工では、どうしても残りかす(残渣)が出ます。残渣を回収する方法や、バイオディーゼルなどのエネルギーとして使う方法の開発をめざしています。

清水宗敬
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機能生物学研究室は、サケ科魚類の成長が、ホルモンによってどのように調節されているのかを研究しています。海に下るか川に残るか、海から川に帰るかどうかといった生活史の分かれ道が、成長を通してどう決まるのかに関心を持っています。生活史がどこまで遺伝で決まり、どこまで環境で変わるのかも調べています。得られた知見と技術を、養殖業やふ化放流事業、保全に役立てることをめざしています。
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