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431研究室・先輩の声 109件

井村考平教授
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井村研究室は、ナノメートルの大きさの物質が光に対して示すふるまいを調べている、光物理化学の研究室です。光の吸収や反射、散乱を測る分光法は幅広く使えますが、光の回折のために、見分けられる細かさは光の波長ほどに限られます。近接場光学という新しい原理の顕微鏡を使い、その回折限界を超えるナノスケールの分解能で観察します。金などの貴金属ナノ微粒子に現れるプラズモンを可視化し、光エネルギーの利用やセンサーへの応用につなげようとしています。

清野淳司准教授
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清野研究室は、人工知能(AI)の技術で化学のビッグデータを解析する、ケム・インフォマティクスの研究をしています。元素の組み合わせから生まれる化合物はほぼ無限にあり、データベースに登録された化合物は億を超えます。これまでの化学は実験する人の経験と勘に頼る面が大きく、狙った性質の化合物にたどり着けるとはかぎりませんでした。実験化学・計算化学・インフォマティクスを結びつけ、偶然の発見に頼らない材料開発のしくみをつくろうとしています。

Aditya Wibawa Sakti准教授
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Sakti研究室は、理論と計算の手法を使って、化学が世界にどう働いているかをそのしくみから明らかにする研究室です。研究室で開発しているCMMDEというプログラムと、さまざまな計算手法を組み合わせて分子や材料をシミュレーションします。いま力を入れているのは、イオン電池、均一系・不均一系の触媒、創薬、化粧品、そして凝縮系の材料です。より持続可能で安全な世界につながる電池・触媒・薬などを、どう設計するかに関心があります。

山口正教授
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山口研究室は、金属イオンと配位子からできる金属錯体をつくり、その機能を調べる研究室です。錯体化学はさまざまな金属元素と非金属元素を扱うので「全元素の化学」、基礎から応用まで幅が広いので「化学の十字路」と呼ばれます。金属錯体は中心の金属イオンや配位子を変えて性質を調整でき、いくつも集積させると一つのユニットでは出せない機能が現れます。たとえば光る材料なら、発光のしくみを理解することで、どうすればもっと高い機能が得られるかが見えてきます。

山本佳奈准教授
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山本研究室は、環境への負荷が小さい合成法を開発し、それを使って生理活性物質をつくる研究をしています。合成を効率よくするための方法論づくりや合成ルートの開発など、精密有機合成のさまざまな課題に取り組んでいます。目標は、合成のデザインを変えるような合成法と、酵素のように高い選択性と反応性をもつ環境にやさしい触媒です。開発した触媒を使った生理活性物質の合成や、創薬への応用を目指した類縁体の合成にも取り組んでいます。

柴田高範教授
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柴田研究室は、金属と有機化合物からできる有機金属錯体を使って、新しい化学反応を開発する研究室です。金属、とくに遷移金属の助けを借りると、金属なしでは届かない反応性や選択性をもつ試薬や触媒をつくれます。金属につく配位子を取りかえることで、その試薬や触媒の反応性を細かく制御することもできます。目指しているのは、有機合成の基幹となる新しい炭素-炭素結合生成反応、とくに新たなキラリティーを生み出す不斉反応です。

小出隆規教授
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小出研究室は、体の中のタンパク質であるコラーゲンを、化学の手法で読み解く研究室です。コラーゲンに特徴的な三重らせんについて、どうつくられ、どう形になり、どう働くのかを分子と細胞のレベルで調べています。生物学の手法だけでは調べにくい相手に対して、化学にもとづいた新しい方法や道具を示すことも目指しています。化学と生物学、基礎と応用のあいだの垣根を取り払い、自由で柔らかな発想から研究することを特色にしています。

中尾洋一教授
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中尾研究室は、海洋生物がつくり出す天然の化合物を使って、生命現象を研究しています。海綿やホヤ、コケムシなどの海洋無脊椎動物からは、強い生理活性をもち、独特で多様な構造の化合物が多く見つかっています。ES細胞やiPS細胞から心筋や血管への分化を誘導する化合物を探しています。薬が効かない病原菌や病原性の原虫などを抑える化合物も見つけ、薬の開発につなげようとしています。

本間敬之教授
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本間・福永研究室は、電気化学と表面化学、計算化学を使って、固体と液体が接する界面で起こる反応を調べています。ナノスケールの微細な加工プロセスや、界面の反応を観察して制御する技術、計算で反応のしくみを読み解く技術に取り組んでいます。そこから新しい機能材料やデバイスを生み出し、原子・分子のレベルからの設計指針を立てることを目指します。燃料電池や電解還元、水素の安全な利用といった、エネルギーに関わる材料とプロセスの開発も進めています。

松方正彦教授
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松方研究室は、エネルギー・資源・環境の問題を出発点に、触媒化学と膜分離工学、エネルギー化学を研究しています。中心にあるのはゼオライトという、ナノより小さな穴がびっしり空いた物質です。この穴の大きさや性質を設計して、必要な反応だけを進める触媒や、分子の大きさで混合物を分ける膜をつくります。二酸化炭素の分離回収と有効利用など、カーボンフリーの社会に向けた課題にも取り組んでいます。
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