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13研究室・先輩の声 0件

南部 恭二郎
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南部研究室は、医療の現場で見つかる課題を工学の力で解こうとする研究に取り組んでいます。これまでに、定量的な画像診断法やX線の被曝を減らす技術の開発を手がけ、工学の成果を使いこなすための外科学として「先端工学外科学」を共同で提唱してきました。情報誘導手術機器、手術安全工学、移植デバイス工学などの研究開発をしてきました。技術を製品にして広めるために欠かせない公正な規制のあり方を追求する方法論として、医療レギュラトリーサイエンスをとらえています。

正宗 賢
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正宗研究室は、手術を助ける先端治療機器の開発に一貫して取り組んでいます。MRI画像などを撮りながら動く手術ナビゲーションロボット、医用画像を患者に直接重ねて見せる拡張現実感のシステム、体の奥深くを安全に観察して治療する新しい内視鏡デバイスを手がけてきました。共同大学院では、医学部の中からより現場に近い研究を行い、成果を市場に出すために欠かせないレギュラトリーサイエンスを深めることに力を入れています。医療機器の製品開発や評価に関心のある人を歓迎しています。

大和 雅之
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大和研究室は、組織工学と幹細胞生物学を両輪とする再生医療を研究しています。再生医療は、幹細胞生物学と、培養した細胞から組織の構造を組み直す組織工学が合わさった分野です。分子生物学が生物を部品に分解して生命現象を理解しようとするのに対し、この研究室は組織をつくる実践を通して生命を理解しようとしています。まったく新しい医療であるため手本がなく、社会の側の環境整備も重要だと考えて、独自のレギュラトリーサイエンスの構築を目指しています。

出口 敦子
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出口研究室は、がんの転移を防いだり抑えたりする治療薬の開発を進めています。日本ではがんが死因の一位で、その主な原因は遠隔の臓器への転移だと考えられています。がんの周りにできる微小環境のしくみを基礎研究で調べ、そこから見つけた手がかりをもとに、低分子化合物や多価型ペプチド、抗体といった新しいかたちの薬を開発しています。同時に、患者を層別化するための診断薬や、実際の臨床を想定した検証モデルの開発にも取り組んでいます。

田村 学
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田村研究室は、脳神経外科の臨床で培った経験を、医療機器と医薬品の評価の研究に活かしています。機能的脳神経外科や定位放射線治療、脳腫瘍の手術における覚醒下手術と、術後に社会へ戻るための高次脳機能の評価などに携わってきました。医師が主導する治験の経験と、医学と工学を合わせた機器開発を通して、臨床研究を円滑に進める仕組みづくりを意識しています。文系と理系を融合した立場からレギュラトリーサイエンスの学理を組み立て、産業・行政・医学の連携による人材育成に取り組んでいます。

久保 健雄
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久保研究室は、ミツバチの情報伝達とツメガエルの器官再生という2つのテーマに取り組んでいます。どちらも、生きものがすでに持っているしくみを手がかりにして、それを実験室で再現したり呼び起こしたりすることを目指しています。ミツバチでは、仲間に餌場を知らせる尻振りダンスのときに脳の高次中枢で起きている神経の興奮を調べています。ツメガエルでは、幼生だけがもつ再生の力を手がかりに、成体で失われた器官再生の力を人の手で呼び戻そうとしています。

伊藤 悦朗
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伊藤研究室は、生きものが利用している力・熱・電磁波といった物理量を、正確に測るところから研究を始めています。生物学の発展そのものが測定法の開発に支えられてきたと考え、測り方の開発にも取り組んでいます。ごく微量のタンパク質を検出する方法を軸に、感染症やがんの早期診断、ヒトの脳活動や痛み、巻貝の学習記憶までを扱います。国内外の大学や研究機関との共同研究があり、大学院生もそこに参加します。

加藤 尚志
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加藤研究室は、血液の細胞(血球)がつくられるしくみ、つまり造血を研究しています。ヒトやマウスについての知見は積み上がっている一方で、脊椎動物全般にわたる造血の多様性と普遍性の理解は進んでいません。哺乳類のほかにツメガエルやメダカを取り入れ、オミクス解析やゲノム編集などを使った新しい造血解析のモデル系をつくっています。共同研究の設定や成果を共有する場は、基礎生物学と臨床医科学の両方にまたがります。

園池 公毅
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園池研究室は、光のエネルギーで二酸化炭素を有機物に変える光合成のしくみを研究しています。光合成の主な反応経路や部品はすでに分かっていますが、その精巧なしくみがどう組み上がり、環境が変わるとどう作り変えられるのかはまだ分かっていません。モデル植物のシロイヌナズナ、モデル光合成生物のシアノバクテリア、低温に弱いキュウリなどを材料にして、この問いに答えようとしています。自然界の光合成は環境の要因に制限されるため、光合成と環境要因の関わりを通して植物の生存戦略を追っています。

富永 基樹
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富永研究室は、植物の細胞の中でものを運ぶしくみを研究しています。根を下ろした場所から動けない植物は、周りの環境を検知して、それに見合った大きさや形に育つ必要があります。植物の細胞を顕微鏡でのぞくと、原形質流動と呼ばれる活発な細胞内の運動が見えます。これは細胞骨格のアクチンの上をモータータンパク質のミオシンが運動することで起こります。細胞生物学・分子生物学・ライブイメージングの技術を使い、植物の成り立ちを分子から個体のレベルまで統合的に理解することを目指しています。
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