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94研究室・先輩の声 30件

大島登志男
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大島研究室は、脳がどのようにして形づくられ、はたらくようになるのかを、遺伝子やタンパク質のはたらきから研究しています。マウスやゼブラフィッシュを使い、脳の発生・発達の段階で遺伝子がどんな役割を果たしているかを個体のレベルで調べます。神経細胞が作られ、正しい場所へ移動し、正しい相手と結びついて神経回路ができるまでのしくみが中心のテーマです。こうした基礎研究を、神経疾患の治療法の開発や神経再生医療につなげることを目指しています。

合田亘人
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合田研究室は、糖尿病や肥満、非アルコール性脂肪性肝疾患といった生活習慣病が、どのように起こり進んでいくのかを研究しています。生活習慣病のモデルマウスや、関連する遺伝子を改変したマウスを自分たちで作り、病気の成り立ちを分子のレベルで調べます。診断法や治療法の開発につながる、新しいバイオマーカーの遺伝子やタンパク質を探すことが柱のひとつです。病態を改善するため、安全性の高いアデノ随伴ウイルスベクターを使った治療法の開発にも取り組んでいます。

佐藤政充
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佐藤研究室(細胞骨格ロジスティクス研究室)は、細胞がどのように分裂し、組織が作られていくのかを研究しています。細胞の骨組みというべき細胞骨格、とくに微小管に注目し、それが細胞分裂と組織形成でどんな役割を担うのかを調べます。分裂酵母やマウス、ヒトの培養細胞を使い、遺伝学と細胞生物学の方法で研究を進めています。細胞骨格の異常が病気や疾患の症状にどう結びつくのかも追究しています。

仙波憲太郎
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仙波研究室は、がんがどのように生まれ、どのように転移していくのかを、遺伝子のはたらきから研究しています。がん細胞が増えるしくみと、がん細胞とそのまわりにある細胞とのやりとりが、おもな手がかりです。がんの全体像はまだ完全には分かっておらず、患者の生活の質を保ちながら延命できる治療法が求められています。こうした研究を通して、新しいがん治療薬の開発を目指しています。

武田直也
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武田研究室は、再生医療への応用を目指したバイオマテリアルの研究をしています。この分野は医学・工学・化学・材料科学・細胞生物学が境を接して融合している領域で、メンバーそれぞれが異なる分野の研究に取り組んでいます。有機・高分子の合成、材料の作製、基材表面の微細加工、細胞の挙動の制御、再生組織の構築までを扱います。研究室が最も大切にしているのは「やってみよう」の精神で、自分で考えて挑戦することを求めています。

竹山春子
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竹山研究室は、海や土壌からヒトの皮膚や腸内まで、あらゆる場所にいる微生物を研究しています。その多くは培養が難しいため、マイクロデバイスで微生物を1細胞ずつ閉じ込め、高精度にゲノムを読む方法を開発しました。染色も破壊もせずに分子を調べられるラマン分光法も組み合わせ、1つの細胞の中にある分子を探しています。集まった大量のデータを解析する情報技術も自分たちで作り、微生物だけでなく動物の細胞や組織の解析にも広げています。

常田聡
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常田研究室は、細菌がどのように生きているのかを解き明かし、その働きを引き出す技術を開発しています。1つの細胞を取り出して調べる「単一細胞工学」と、集団や組織の中での細胞どうしの関係を調べる「複合細胞工学」を統合して研究を進めます。対象は微生物の細胞と動物の細胞で、その両者のやりとりについても研究しています。手法の開発から分子のしくみの解明、応用技術の開発まで幅広く扱い、医療・健康・食品・環境の分野への貢献を目指しています。

由良敬
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由良研究室は、最先端の技術で測定された生体分子のデータを、コンピュータで解析する技術とその応用を研究しています。ゲノムに書かれたタンパク質の構造と機能の予測、遺伝子の変異がどのようなしくみで病気につながるのかの推定などが対象です。既存の手法では解ききれないときは、自分たちで新しい手法を開発します。生物学、物理学、情報科学など理工系の知識を総動員して研究を進めています。

井上真郷
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井上研究室は、知能というものを人工的につくり上げることを最終的な目標にしています。人間並みの汎用性を持たせるには越えるべきハードルがまだ多いため、いまはもっと基礎的なところに取り組んでいます。情報を確率的なモデルにしたがって処理すること、とくに高次元の分布を効率よく扱えるようになることが、知能を実現するうえで欠かせない土台だと考えています。この技術や知見は、音声や画像の処理だけでなく、遺伝子発現の調節機構のようなバイオインフォマティクスの分野でも力を発揮すると考えています。

岩崎秀雄
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岩崎研究室は、生命について、理学的な研究と芸術の創作・研究の双方から探究しています。科学的に生物のあり様を紐解くことは重要ですが、生命は生物学が見出したものではなく、社会的・歴史的・思想的に複雑な蓄積を持つ複合的な概念でもあります。大事なのは、その両方を同時に探究しながら、たがいの関係性を読み解こうとすることだと考えています。芸術を、こうした学際的な探究を育む優れた場ととらえて取り組んでいます。
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