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13研究室・先輩の声 4件

辻川信二
先輩の声 1件
辻川研究室は、宇宙初期から現在までの宇宙の進化と、ブラックホールや中性子星のような強重力天体の物理を研究しています。基盤となるのはアインシュタインの一般相対論ですが、宇宙開闢のころの超ミクロのスケールや、宇宙の膨張がかかわる大スケールでは、まだ完全には検証されていません。現在の宇宙の約95%は、暗黒エネルギーと暗黒物質という正体の分からない何かが占めています。観測データと理論を突き合わせて、こうした宇宙の謎を解き明かすことを目標にしています。

中里弘道
先輩の声 1件
中里・安倍研究室は、量子力学と素粒子理論を、数式を使って理論的に研究しています。中里教授は、量子系が周囲の環境から影響を受けて量子力学らしい性質を失っていく過程などを研究しています。安倍教授は、素粒子の標準模型を超える物理として、超弦理論や超対称性、余剰次元の理論を研究しています。実験によらず、数式やモデルを使って理論を組み立て、検証していくことが研究の中心です。

廣瀬茂輝
先輩の声 1件
廣瀬研究室は、素粒子標準模型に残る謎の解明を目指し、素粒子の性質を明らかにする実験を行っています。スイス・CERN研究所の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を用いた国際共同実験ATLASに参加し、陽子どうしを衝突させたデータを解析しています。ヒッグス粒子の精密測定や、まだ見つかっていない新しい粒子の探索に取り組んでいます。次世代の実験に向けた、新しい検出器の技術開発も進めています。

山田章一
先輩の声 1件
山田研究室は、星の最期に何が起こるのかを理論的に研究しています。太陽よりはるかに重い星が、進化の最後に中心部から重力でつぶれる「重力崩壊」を起こすしくみを調べています。その結果として起こる超新星爆発や、中性子星・ブラックホールの形成を、モデルやシミュレーションを使って研究しています。ガンマ線バーストや、強い磁場を持つ中性子星「マグネター」など、宇宙の高エネルギー現象にも取り組んでいます。

井上昭雄
先輩の声 0件
井上研究室は、宇宙で最初に生まれた銀河を観測でとらえることを目指しています。すばる望遠鏡やアルマ望遠鏡といった世界最先端の観測装置を使い、銀河の形成と進化や、宇宙再電離とよばれる現象を調べています。若い星のまわりにある原始惑星系円盤を観測し、惑星系がどのように生まれるのかも研究しています。さまざまな天体を観測するための、次世代の宇宙望遠鏡の概念づくりにも取り組んでいます。

上田太郎
先輩の声 0件
上田研究室は、細胞が動くメカニズムを、細胞レベルと分子レベルの両方から研究しています。鍵になるのは、主要な細胞骨格である「アクチンフィラメント」と、真核細胞運動のモデル系である「細胞性粘菌」です。アクチンフィラメントが場所ごとに違う働きをする理由や、細胞が2つに分かれるしくみを調べています。タンパク質の分子モーターを、ごく小さな輸送の道具として使う研究にも取り組んでいます。

勝藤拓郎
先輩の声 0件
勝藤研究室は、新しい物質をつくり、そこで電子が示す新しい振る舞いを調べています。結晶の中の電子は、原子核から力を受けたり電子どうしで力を及ぼしあったりして、集団として多彩な性質を生み出します。電気が流れる金属になったり、磁石にくっついたり、電気抵抗が0になったりするのも、その一例です。とくに遷移金属酸化物を中心とする「強相関材料」を対象に、光学的な手法などを使って研究を進めています。

鷹野正利
先輩の声 0件
鷹野研究室は、原子核を理論の側から研究しています。原子核は陽子と中性子が核力で結びついた系ですが、その構造を知るには多体問題という大きな壁があります。そこで、無限に大きい仮想的な原子核「核物質」を考え、主に変分法を使ってその状態方程式を求めています。得られた状態方程式は、中性子星や超新星爆発といった高エネルギー天体現象の研究にも応用されます。

高野光則
先輩の声 0件
高野研究室は、生物の動作メカニズムを原子・分子のレベルから解き明かす、計算生物物理学の研究室です。蛋白質は設計図どおりの立体構造を自発的につくり、集まったり離れたりして「分子機械」「分子素子」として働きます。分子機械は構造の安定性がごくわずかしかなく、熱ゆらぎで崩れるものもあります。そんなにもろい機械がどうして働けるのかを問うています。計算物理学と最先端のコンピューティング技術を使って、その動作機構に迫っています。

高山あかり
先輩の声 0件
高山研究室は、物質の「表面」で起こる物理現象を研究しています。結晶は原子が3次元に周期的に並んだ状態ですが、その端である表面では周期性が破れ、結晶とは違う2次元の性質が現れます。2次元の表面や界面、1次元のエッジ、0次元のドットといった低次元の世界には、まだ分かっていないことがたくさんあります。「創る・見る・測る・理解する」をモットーに、走査トンネル顕微鏡や光電子分光、電子・陽電子回折を使って調べています。
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