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137研究室・先輩の声 7件

沼波 政倫
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複雑性科学理論研究室は、プラズマを主な対象に、自然界に潜む複雑性の科学をさまざまな観点から研究しています。プラズマは、物質が超高温になったときの第4の状態で、原子核と電子が高速で飛び交い、普通の物質とは違った複雑な振る舞いをします。実験や理論だけでは解明しにくい複雑性の研究に、実験、理論に次ぐ第3の手法であるコンピュータシミュレーションを使っています。研究室は岐阜県土岐市の核融合科学研究所にあり、東山キャンパスにも居室があります。

宮崎 州正
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R研 非平衡物理研究室は、ガラスやジャミング転移、ソフトマターなどの「流れる物質」と、自発的に動く粒子からなるアクティブマターの非平衡現象を、理論的・数値的に研究しています。学部の熱力学や統計力学が扱うのは熱平衡状態ですが、身の回りの自然現象のほとんどは、平衡から遠い非平衡状態で起こっています。非平衡現象を統一的に理解する物理理論はまだ無く、複雑に見える現象の奥に隠れた普遍的な法則を探ることが、研究室の大きな目標です。場の理論や確率過程理論、シミュレーションなど、理論物理学の道具を使って研究しています。

紺谷 浩
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物性理論(凝縮系)研究室は、金属の中の電子が示す超伝導などの現象を、量子力学と統計力学に基づく理論で研究しています。物質は無数の電子と原子でできていて、その量子力学的な性質と無限の自由度から、予想を超えた物理現象(創発現象)が生まれます。超伝導、量子液晶、カゴメ格子金属、ディラック電子、場の理論、輸送現象といった項目を中心に取り組んでいます。研究室見学は随時歓迎されています。

河野 浩
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量子輸送理論グループ(St研)は、物質の中を電気が流れる現象(輸送現象)を理論で研究しています。電子のスピンと電荷の両方を利用して新しいエレクトロニクスをめざす、スピントロニクスの研究に取り組んでいます。固体中の量子状態のトポロジーで物質を分類する、トポロジカル量子現象にも取り組んでいます。量子統計力学や場の量子論の方法を使い、これらの現象を微視的な理論で調べています。

TAMA Florence
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計算生物物理研究室(B研)は、計算の手法と物理学・化学を使って、タンパク質などの生体分子の働きを研究しています。タンパク質や核酸が組み合わさった生体分子複合体の構造と動きを明らかにし、働くしくみを理解することが目標です。X線結晶構造解析やクライオ電子顕微鏡などの実験データと、計算機シミュレーションを組み合わせて調べます。タンパク質の中を流れる熱エネルギーや、光合成でのエネルギーの移動のしくみも研究しています。

中野 敏行
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基本粒子研究室(F研)は、素粒子を観察できる写真フィルム「原子核乾板」を使って、素粒子と宇宙を研究しています。ニュートリノの研究や、暗黒物質の候補となる未知の粒子の探索、気球に載せた望遠鏡による宇宙ガンマ線の観測に取り組んでいます。原子核乾板の材料になる写真乳剤と、記録された飛跡を自動で読み取る顕微鏡を、研究室で独自に開発しています。中性子の測定など、この技術をほかの分野に応用する研究も進めています。

飯嶋 徹
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高エネルギー素粒子物理学研究室(N研)は、物質と自然法則の究極の姿を、最先端の粒子加速器を使った実験で探求しています。KEKのBファクトリー実験、CERNのLHC ATLAS実験、J-PARCのミューオンg-2/EDM精密測定実験に取り組んでいます。標準理論を超える新しい物理世界の開拓を目指し、新しい現象を発見できれば、暗黒物質の正体、素粒子の質量や世代構造の起源といった課題に迫れるとしています。Belle実験やATLAS実験の測定器も、研究者が自ら設計、製作したものです。

清水 裕彦
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素粒子物性研究室(Φ研)は、精密測定を通じて素粒子物理学の実験的研究を行っています。素粒子物理学は原子よりも小さな空間スケールでの法則を扱うことが多く、日常で経験するエネルギーをはるかに超えた高エネルギー現象が相手になります。そこで、高エネルギー現象が低いエネルギーの過程に現れる微小な効果を、精密測定でとらえる方法をとっています。現在は、電荷を持たない低エネルギー中性子を使った研究を主に行っています。
森島 邦博
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宇宙線イメージング研究室は、宇宙線に含まれる素粒子ミューオンを使い、巨大な構造物の内部を壊さずに見る「宇宙線イメージング」の研究開発をしています。ミューオンは物体を通り抜けるときに数が減るため、通り抜けてきたミューオンの飛来方向を測ると、X線撮影のように内部の密度の違いを可視化できます。検出器には名古屋大学独自の原子核乾板を使い、検出器のハードウェアの開発から解析までの技術を開発しています。ピラミッドなどの考古遺跡、原子炉や溶鉱炉、火山、社会インフラなど、研究対象や分野を問わず宇宙線イメージングを使った新しい研究に挑戦しています。

田村 陽一
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天体物理学研究室は、あらゆる天体の起源である「星間物質」を軸に、星や銀河などの天体形成や進化の解明に取り組んでいます。138億年の宇宙の歴史の中で恒星や銀河がどう形成・進化してきたかを、ミリ波・サブミリ波という電波での観測で理解することを目指しています。研究室には、初期宇宙の銀河形成と、銀河系内の星形成・分子雲の二つの研究グループがあり、多様なアプローチで天体形成の物理に取り組んでいます。技術開発にはじまる一連の実験的・観測的研究を行っており、HPでは全国的にみてもめずらしい特徴的な研究室と紹介されています。
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