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702研究室・先輩の声 51件

合川正幸
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医療基礎物理学研究室は、放射線治療や核医学検査で使われている放射性同位体(RI)について、それが生まれる原子核反応の起こりやすさを系統的に測っています。RIは時間がたつと壊れ、そのときにアルファ線・ベータ線・ガンマ線を出します。この性質が、がんの診断や治療に使われています。必要な量のRIをそのつど作るには、原子核反応でどれだけRIができるかを表す反応断面積が、基礎データとして欠かせません。研究は、理化学研究所やハンガリー原子核研究所などの研究者との国際的な共同研究として進めています。

村越敬
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物理化学研究室は、電極の表面や界面で起きる化学反応を研究しています。めざすのは、再生可能エネルギーを効率よく生み出す電極反応系をつくることです。ナノ構造の電極を新しく設計し、電極反応の計測、高感度な分光、表面での電子移動の理論を組み合わせて調べます。電子・光・イオンの流れを自在に制御し、物質そのものの性質に縛られないエネルギーの使い方を探しています。

武次徹也
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量子化学研究室は、コンピュータで電子の状態を計算し、化学反応のしくみと動きを調べています。計算化学には、実験データの再現や解釈を越えて「予測する化学理論」としての役割が期待されています。反応の経路をたどる計算手法、電子状態の理論、インフォマティクスのプログラムを自分たちで開発しています。実験の研究室と組んで、光で起きる反応のしくみの解明や、新しい触媒の提案にも取り組みます。

前田理
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理論化学研究室は、量子化学計算をもとに、化学反応の道すじをコンピュータ上で自動的に予測する方法を研究しています。研究室が開発した反応経路自動探索法を使い、複雑な反応のしくみを理解したり、未知の反応を予測したりしています。WPI-ICReDDやERATOのプロジェクトを通じて実験グループと緊密に連携し、データ科学を使った触媒・物質の探索にも取り組んでいます。主な実験器具はコンピュータで、研究対象は学生の興味に応じて選べます。

石森浩一郎
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構造化学研究室は、生体の中で働くタンパク質のしくみを、その構造にもとづいて解き明かす研究をしています。鉄や銅、亜鉛などの「生命金属」を体が一定量に保つしくみや、細胞がエネルギーをつくるときの電子の受け渡しを調べています。タンパク質をつくって精製する生化学の手法と、NMR装置や分光装置などの物理化学の手法を組み合わせています。分子構造にもとづく創薬や治療法の開発、人工タンパク質の設計につながる研究をめざしています。

佐田和己
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物質化学研究室は、複数の化合物が混ざった系から、新しい機能をもつ材料をつくる研究をしています。純粋な化合物を1つ扱うのではなく、混ざった状態だからこそ生まれる機能や構造、反応に注目します。化合物どうしの集まり方と離れ方を制御して違う構造体をつくり、そこで物質やエネルギーをやりとりさせます。油を大量に吸う高分子や、温度で溶け方が変わる高分子など、刺激に応える材料を設計しています。

上野貢生
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分析化学研究室は、ナノメートルの小さな空間で光と物質がどう関わるかを調べています。金属や層状の半導体を数ナノメートルの精度で加工し、光をためこむナノ構造をつくります。そこで起きることを、フェムト秒のレーザーを使った時間分解の分光で観測します。光と物質の関わりから、新しい化学の計測法と、光で操る化学反応を生み出そうとしています。

松井雅樹
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無機化学研究室は、固体の中をイオンが動く「固体イオニクス材料」を研究しています。蓄電池はこの材料の中をイオンが動いて電気が流れるので、新しい材料の発見は新しい電池の提案につながる可能性があります。ナトリウムやマグネシウムをキャリアに使う材料を探し、より低い温度でつくる方法も開発しています。材料の知見と、評価・解析に必要な技術を使い、次世代蓄電池で材料がもつ課題を明らかにして、その解決に向けた新しい材料の提案をめざします。

高橋啓介
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情報化学研究室は、データ科学と人工知能を使って、材料や触媒を設計する研究をしています。これまで材料や触媒の設計は、研究者の試行錯誤によって進められてきました。実験のデータ、計算のデータ、世の中の文献データを集めてデータベースをつくり、機械学習で設計につなげます。AIが仮説を立て、ロボットが実験して確かめる。そんな実験室の自動化をめざしています。

鈴木孝紀
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有機化学第一研究室は、自然界にはない有機化合物を自分たちで設計してつくる研究室です。光や熱、電位といった刺激に応じて、色や性質が変わる分子を狙って設計します。炭素-炭素単結合の長さの世界記録をつくるなど、結合や構造の限界も実験で確かめています。分子エレクトロニクスや表示の機能につながる、応答する分子の研究を続けています。
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