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伊澤 俊太郎
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伊澤研究室(神経内分泌学)は、睡眠をはじめとする生命活動を、ホルモンによる内分泌システムがどうコントロールするかを研究しています。脳の視床下部の神経は、オレキシンやメラニン凝集ホルモン(MCH)などのペプチドホルモンを合成し、睡眠覚醒やエネルギー代謝を調節しています。最近は、これらの神経がインスリンやレプチンなど末梢臓器由来の血中ホルモンにも制御されることが分かってきました。そこで、脳だけに限らない丸ごとの生体でのメカニズム解明を目指しています。研究は、現代的な神経科学技術と地道な動物行動観察の両方を組み合わせて進めています。

大林 典彦
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大林 典彦 准教授の研究室は、細胞の中で物を運ぶ仕組みであるメンブレントラフィックを、低分子量G蛋白質に注目して研究しています。色素細胞(メラノサイト)で、RabやArfといった低分子量G蛋白質の働きを調べています。大学の研究者総覧の記載は、2025年8月に更新されたものです。大林准教授は、大学院の医学学位プログラム(生命医科学域)の研究者として紹介されています。

川口 敦史
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分子ウイルス学研究室は、インフルエンザウイルスやSARS-CoV-2が宿主細胞とどのように相互作用し、臓器での病態や重い症状に至るのかを研究しています。タンパク質、細胞、臓器・個体といった複数の段階で、感染のしくみを分子レベルから調べています。光学顕微鏡による細胞の観察、BSL3施設での高病原性株の取り扱い、遺伝子改変技術による感染動物モデル、附属病院と連携した患者検体の解析を組み合わせています。医学だけでなく、さまざまなバックグラウンドの学生が研究に参加しています。

森川 一也
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微生物学研究室は、ブドウ球菌などの病原細菌が宿主や環境にどう適応して生き残り、病原性を発揮するのかを研究しています。主な対象は、ヒトの鼻腔に常在する日和見感染菌の黄色ブドウ球菌です。「細胞集団の不均一性」や「核様体・細胞膜のダイナミクス」といった視点から、薬剤耐性や適応の仕組みに迫っています。医療科学類や生物学類(人間生物学コース)の卒業研究生、修士課程・博士課程の学生として所属できます。

Kiong Ho
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分子寄生虫学研究室は、マラリアやアフリカ睡眠病などを引き起こす寄生虫の、遺伝子発現のしくみを研究しています。mRNAの端に付くキャップ構造の作られ方が寄生虫とヒトとで異なることに注目し、これを標的とした新薬の開発を目指しています。もう一つの柱として、傷ついたRNAが修復されるしくみ、特にRNAをつなぐ酵素RNAライゲーズの働きを調べています。細胞培養、分子生化学実験、遺伝子関連の実験、RNAクローニングなどが研究の中心です。

宮腰 昌利
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メタボロゲノミクス分野は、種々の疾患との関連が注目される腸内環境を標的に、疾患の予防や治療の基盤となる技術を研究しています。超並列シーケンサーを用いた腸内細菌叢のメタゲノム解析と、質量分析計を用いた腸内代謝物質のメタボローム解析で得た情報を、統合して理解します。この統合理解(メタボロゲノミクス)をもとに、腸内細菌叢の制御に基づく新しい医療基盤技術の創出を目指しています。研究室のサイトでは、トランスボーダー医学研究センター 代謝生理機能部門の「メタボロゲノミクス分野」として紹介されています。

澁谷 和子
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免疫学研究室は、免疫細胞の表面にある免疫受容体を手がかりに、免疫応答の仕組みを研究しています。免疫細胞どうしは、受容体を通じて情報をやり取りし、互いに活性化したり抑制したりして免疫応答をつくります。DNAM-1などの新しい免疫受容体を世界に先駆けて同定し、アレルギーや自己免疫疾患、発がんとのかかわりを動物モデルなどで調べてきました。難治性疾患の新しい治療法の開発を目指しており、受容体のいくつかはベンチャー企業や製薬会社と共同研究が進行中です。

野口 恵美子
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遺伝医学研究室は、遺伝学的な研究手法を使ってアレルギー疾患などの病態を明らかにし、個別化医療をめざして研究しています。全ゲノムを網羅的に調べる方法で、喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、食物アレルギーの発症にかかわる遺伝子を探しています。HLAペプチド結合アッセイを用いた治療法開発にも、独自に取り組んでいます。研究室のサイトでは「筑波大学医学医療系遺伝医学」の名前で紹介されています。

川﨑 綾
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分子遺伝疫学研究室は、「ヒトゲノム多様性と疾患」をキーワードに、全身性自己免疫疾患である膠原病の病因解明をめざしています。生まれつき持つDNA配列の個人差(バリアント)の一部が、病気へのかかりやすさ(疾患感受性)に関わると考えられています。ANCA関連血管炎、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症を中心に、病因や分子標的、バイオマーカーの探索を進めています。治療薬の効き方や副作用の出方は患者さんによって異なり、個別化医療(precision medicine)への貢献もめざしています。
村谷 匡史
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ゲノム生物学研究室は、患者さんから提供された組織検体を直接解析し、ヒトの病気のメカニズムの解明と治療薬の開発に向けた研究をしています。顕微鏡下でやっと確認できる程度の小さな組織片でも、ゲノミクス解析ができる技術を確立しています。技術の開発にはマウスモデルを使い、その解析の経験を臨床検体のデータの見方に生かしています。つくば研究学園都市に拠点があるJAXAの宇宙生命科学研究も、この研究室が取り組む重要な研究分野の一つです。
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