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94研究室・先輩の声 30件

山口正教授
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山口研究室は、金属イオンと配位子からできる金属錯体をつくり、その機能を調べる研究室です。錯体化学はさまざまな金属元素と非金属元素を扱うので「全元素の化学」、基礎から応用まで幅が広いので「化学の十字路」と呼ばれます。金属錯体は中心の金属イオンや配位子を変えて性質を調整でき、いくつも集積させると一つのユニットでは出せない機能が現れます。たとえば光る材料なら、発光のしくみを理解することで、どうすればもっと高い機能が得られるかが見えてきます。

山本佳奈准教授
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山本研究室は、環境への負荷が小さい合成法を開発し、それを使って生理活性物質をつくる研究をしています。合成を効率よくするための方法論づくりや合成ルートの開発など、精密有機合成のさまざまな課題に取り組んでいます。目標は、合成のデザインを変えるような合成法と、酵素のように高い選択性と反応性をもつ環境にやさしい触媒です。開発した触媒を使った生理活性物質の合成や、創薬への応用を目指した類縁体の合成にも取り組んでいます。

柴田高範教授
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柴田研究室は、金属と有機化合物からできる有機金属錯体を使って、新しい化学反応を開発する研究室です。金属、とくに遷移金属の助けを借りると、金属なしでは届かない反応性や選択性をもつ試薬や触媒をつくれます。金属につく配位子を取りかえることで、その試薬や触媒の反応性を細かく制御することもできます。目指しているのは、有機合成の基幹となる新しい炭素-炭素結合生成反応、とくに新たなキラリティーを生み出す不斉反応です。

小出隆規教授
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小出研究室は、体の中のタンパク質であるコラーゲンを、化学の手法で読み解く研究室です。コラーゲンに特徴的な三重らせんについて、どうつくられ、どう形になり、どう働くのかを分子と細胞のレベルで調べています。生物学の手法だけでは調べにくい相手に対して、化学にもとづいた新しい方法や道具を示すことも目指しています。化学と生物学、基礎と応用のあいだの垣根を取り払い、自由で柔らかな発想から研究することを特色にしています。

中尾洋一教授
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中尾研究室は、海洋生物がつくり出す天然の化合物を使って、生命現象を研究しています。海綿やホヤ、コケムシなどの海洋無脊椎動物からは、強い生理活性をもち、独特で多様な構造の化合物が多く見つかっています。ES細胞やiPS細胞から心筋や血管への分化を誘導する化合物を探しています。薬が効かない病原菌や病原性の原虫などを抑える化合物も見つけ、薬の開発につなげようとしています。

本間敬之教授
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本間・福永研究室は、電気化学と表面化学、計算化学を使って、固体と液体が接する界面で起こる反応を調べています。ナノスケールの微細な加工プロセスや、界面の反応を観察して制御する技術、計算で反応のしくみを読み解く技術に取り組んでいます。そこから新しい機能材料やデバイスを生み出し、原子・分子のレベルからの設計指針を立てることを目指します。燃料電池や電解還元、水素の安全な利用といった、エネルギーに関わる材料とプロセスの開発も進めています。

松方正彦教授
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松方研究室は、エネルギー・資源・環境の問題を出発点に、触媒化学と膜分離工学、エネルギー化学を研究しています。中心にあるのはゼオライトという、ナノより小さな穴がびっしり空いた物質です。この穴の大きさや性質を設計して、必要な反応だけを進める触媒や、分子の大きさで混合物を分ける膜をつくります。二酸化炭素の分離回収と有効利用など、カーボンフリーの社会に向けた課題にも取り組んでいます。

門間聰之教授
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門間研究室は、電気化学の考え方をもとに、次世代の蓄電デバイスに向けた材料の開発と電池の設計を行っています。あわせて、交流インピーダンス法を使って電池の劣化を診断する技術の確立を目指しています。もうひとつの柱は、健康状態の把握につながるバイオセンシングデバイスの開発です。材料の設計からデバイスの構造、つくり方、評価の方法までを通して扱うのが特徴です。

野田優教授
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野田研究室は、ナノ材料ができるしくみを理解し、それを大きくつくる新しい方法を見つける研究をしています。炭素や珪素のようなありふれた元素でも、ナノの大きさで構造を細かく整えると、すぐれた性能が引き出せます。ただし社会を支えるには、小さなナノ材料を大量につくる必要があります。あわせて、再生可能エネルギーの利用技術や地球温暖化対策の技術を開発し、その効果を評価しています。

小柳津研一教授
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小柳津研究室は、分子の設計から出発して新しい高分子を合成し、その構造と電気・光の性質の関係を調べています。電子をやりとりするレドックス分子をぎっしり並べた高分子は、電荷を分けて運び、ためることができます。これを使って、有機電池やキャパシタ、太陽電池など、高分子ならではの有機エレクトロニクスを開拓しています。機能が生まれる原理の解明からデバイスへの応用までを一続きの課題として扱うのが特徴です。
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