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70研究室・先輩の声 9件

越阪部 晃永
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エピゲノム構造動態研究室は、ゲノムの中を動く「トランスポゾン」のふるまいを研究しています。トランスポゾンは動植物のゲノムの大部分を占め、進化の原動力になる一方で、遺伝子の働きを乱すこともあります。そのため多くの生物は、トランスポゾンが読み出されないよう厳しく抑えこんでいます。モデル植物のシロイヌナズナを使い、この抑えこみとそれをかいくぐるしくみを、分子から個体まで調べています。

伊藤 光二
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生物分子モーター研究室は、植物がもつミオシン11というモータータンパク質を研究しています。ミオシンはすべての真核生物がもち、79のクラスに分かれる大きなファミリーをつくっています。植物は動けませんが、植物だけがもつミオシン11は、すべてのクラスの中でいちばん速く動きます。一分子から植物個体までさまざまなレベルで、生化学や生物物理学の手法を使い、その働きと役割を調べています。

寺崎 朝子
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神経プロテオミクス研究室は、ニワトリの脳から見つけた新しいアクチン結合タンパク質 lasp-2 を研究しています。神経細胞がネットワークをつくるとき、軸索の先端にある成長円錐が動きつづけて相手にたどり着きます。この成長円錐や、受け手側のスパインができるには、アクチン結合タンパク質が欠かせません。lasp-2 が神経細胞やアストロサイトでどう働き、どう調節され、どう進化してきたのかを調べています。

石川 裕之
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発生遺伝学研究室は、動物のからだがどのように形づくられるのかを研究しています。多細胞生物の形は、その生物に固有の遺伝的なプログラムに従ってつくられ、保たれています。複雑に見える現象も、細胞や分子を単位にしたできごとの組み合わせとして理解できるはずだと考えています。細胞どうしの情報伝達に注目し、試験管内の生化学と、キイロショウジョウバエを使った遺伝学を組み合わせて調べています。

田尻 怜子
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形態形成学研究室は、生物が自分のからだを形づくる材料の作り方を研究しています。脊椎動物の骨や植物の細胞壁と同じく、昆虫の殻・皮であるクチクラも、細胞の外につくられる基質(細胞外マトリックス)です。カブトムシの硬さ、タマムシの鮮やかさ、アメンボの肢の撥水性など、クチクラの性質は実に多彩です。こうした性質を生むナノからマイクロの立体構造を、昆虫がどうやって細胞の外につくるのかを調べています。

佐藤 成樹
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筋発生生物学研究室は、筋肉がどのようにつくられ、どう働くのかを研究しています。筋細胞が収縮という働きを発揮するには、つくられたタンパク質が筋原線維へ正しく集まる必要があります。また、集まったタンパク質がどのようにして調和のとれた収縮を生み出すのかも、明らかにしたい問いです。トロポニンによる収縮の制御やミオシン結合タンパク質の働きを手がかりに、そのしくみを調べています。

高野 和儀
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生命分子動態研究室は、細胞の中で情報を伝えるシグナル伝達のしくみを研究しています。細胞の働きは、外からの情報を受容体が受け取り、中へ伝える一連の反応によって制御されています。この研究室が見つけたDA-Rafというタンパク質は、がん化にかかわるRas–ERK経路を抑えます。DA-Rafの働きや、骨格筋がつくられ再生するしくみを、シグナル伝達の見地から調べています。

朝川 毅守
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多様性進化研究室は、生物の種の多様性がどのようにできてきたのかを研究しています。地球上には、300万種とも1億種ともいわれる多様な生物が暮らしています。この多様性は、地球の長い歴史の中で絶滅と種分化がくり返されて形づくられたものです。化石から過去の多様性を直接調べる研究と、いま生きている生物の種分化を調べる研究を進めています。

富樫 辰也
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植物進化生態学研究室は、精子と卵のように大きさの違う配偶子が生まれた進化のしくみを研究しています。異型配偶は、生物に形態や行動の性的な二型を進化させると考えられています。小型で多数つくられる精子は、大型で少数しかつくられない卵をめぐって競争し、これが性淘汰を引き起こします。海産の緑色藻類を材料に、理論・実証・分子のしくみという多角的なアプローチで進化の道筋を追っています。

菊地 友則
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動物進化生態学研究室は、動物が集まって暮らすときに社会が生まれるしくみを研究しています。社会性の獲得は生物の7大進化の一つに数えられ、その進化機構の解明は進化生態学の重要なテーマです。個体どうしのやり取りから、集団としての性質がどのように生み出されるのかに注目しています。社会性の程度が異なるヤドカリからアリまでを対象に、行動生態学・化学生態学・分子生物学の手法で調べています。
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