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67研究室・先輩の声 6件

林 康紀
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システム神経薬理学(林研究室)は、記憶が脳の中に保たれるしくみを研究しています。とくに、新しい記憶をつくるのに必要な海馬という部分に注目しています。海馬では、短い刺激でシナプスの伝わり方が長く強まる「長期増強(LTP)」が起こり、これが記憶の細胞レベルのモデルと考えられています。分子生物学、電気生理学、動物の行動実験、イメージングなどを組み合わせて、LTPの分子のしくみを解き明かそうとしています。

吉見 一人
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実験動物学(吉見研究室)は、ヒトの生命現象をどこまで動物で再現できるかという問いを軸に、ヒトをまねた動物モデルを使って研究しています。CRISPR-Casなどのゲノム編集技術をもとに、動物のゲノムにヒトの遺伝子の領域を入れた「ゲノムヒト化モデル」や、大きな範囲のゲノムを書き換える技術を開発しています。2026年4月に、医学研究科附属動物実験施設に立ち上がった新しい研究室です。大学院の医学専攻・医科学専攻から学生を受け入れていて、見学や相談も随時受け付けています。

竹林 浩秀
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脳機能形態学は、神経系の発生・発達や、可塑性、加齢による変化を、グリア細胞に注目して研究しています。神経が変性する病気や、自分の意思と関係なく体が動く不随意運動を示す病気について、起こるしくみの解明と新しい治療法の開発もめざしています。医学部の人体の系統解剖学の教育を担当し、京都大学クリニカル・アナトミー・ラボでの臨床解剖も支えています。2024年4月に竹林教授が着任して始まった新しい分野で、総合解剖センターの中にある唯一の研究室です。

川口 喬久
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疾患ゲノム疫学・ゲノム情報科学は、ゲノム、プロテオーム、メタボロームの解析技術を使って、多くの要因が関わる病気を多層的に研究しています。患者さんの臨床情報と結びつけたデータベースをつくり、一人ひとりに合った予測や診断、治療や予防をめざしています。日本で初めての地域住民を対象にした大規模なゲノムコホート「ながはまプロジェクト」を進めています。医学研究科附属ゲノム医学センターの分野で、カナダのマギル大学との国際連携博士課程や、パスツール研究所との連携にも取り組んでいます。

片岡仁美
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医学教育学は、医学生や指導者を含む医療者が、どのような方法でどのように学びを深めていくのかを探る研究室です。学ぶ人の内面だけでなく、周りとの関係や学ぶ環境も学びに影響するため、大学や医療の現場での日々そのものが研究の対象になります。とくに、学ぶ人を中心にした学び、患者を中心にした医療の中での学び、そしてダイバーシティとインクルージョンに力を入れています。

THUMKEO Dean
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免疫薬理学は、免疫細胞がどのように働くのかを解き明かし、その力を新しい治療に生かすことをめざしています。当面の目標は、免疫の力を使ってがんを治療することで、その先には免疫細胞を操作して組織の再生や脳の変性疾患の治療を実現したいと考えています。実験(wet)と大規模なデータの解析(dry)を切れ目なく組み合わせていて、さまざまな背景をもつメンバーが集まっています。国際的な雰囲気の研究環境づくりに力を入れています。

FAGARASAN Sidonia
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高次統御システム間制御部門は、免疫の働きが体のほかのしくみとどう連携しているのかを研究しています。腸の粘膜の免疫の研究から、共生する細菌や粘膜のバリアの制御、体の恒常性を保つうえで腸の免疫が果たす役割を明らかにしてきました。最近では、体全体で長く続く免疫の反応が、脳の働きに影響して情動の変化を起こすことも見つけています。最先端のマルチオミクス技術を使い、免疫の病気の新しい治療法の開発をめざしています。

茶本 健司
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がん免疫応答制御部門は、がんに対する免疫の働きがどう制御されるのかを、分子・細胞・代謝のレベルでまとめて理解し、次の世代のがん免疫療法をつくることをめざしています。免疫チェックポイント阻害療法は、半数以上の患者さんで十分に効かず、効かない理由や途中で効かなくなる理由の解明が大きな課題です。免疫細胞の代謝、とくにミトコンドリアの働きに注目し、がん・老化・炎症をまたいで免疫の制御のしくみを探っています。がん免疫総合研究センターの部門で、基礎研究と臨床研究を行き来しながら研究を進めています。

塚本 博丈
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がん免疫治療臨床免疫学部門は、がん免疫療法が一部の患者さんに効かない理由と、治療で自分の体を攻撃してしまう反応が起こるしくみを研究しています。抗PD-(L)1療法などのがん免疫療法では、免疫関連有害事象(irAE)が臓器を傷つけ、治療を中止しなければならないこともあります。副作用を抑えすぎると効き目が落ち、効き目を強めると自分を攻撃する危険が増えるという、矛盾する課題を解決する方法を探っています。がん免疫総合研究センターの部門で、京都大学医学部附属病院の診療科と連携しています。

高橋 健
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がん免疫治療部門は、自然免疫の力を利用して、PD-1阻害療法の効果を高める新しいがん免疫療法の臨床開発に取り組んでいます。消化器の病気の診療と、自然免疫を中心にしたがんやウイルスへの免疫の研究の経験をもとに、基礎研究の成果を実際の診療に還元することを目標にしています。2023年4月に開設された、がん免疫総合研究センターの部門です。
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