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隅野 行成
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素粒子・宇宙理論研究室は、物質の最も基本的な構成要素である素粒子と、その間にはたらく基本的な相互作用を理論から研究しています。素粒子物理学の基礎になっているのは、量子力学と特殊相対性理論です。素粒子は宇宙とも深く関わっており、素粒子理論にもとづいて初期宇宙を調べる研究も行っています。量子重力を含む全ての相互作用を統一する有力な候補である超弦理論や、場の量子論の数理的な構造の研究にも取り組んでいます。

井上 邦雄
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ニュートリノ科学研究センターは、岐阜県飛騨市の神岡鉱山の地下にある実験装置カムランドで、素粒子ニュートリノを観測してきました。カムランドでは、原子炉ニュートリノ、地球内部のニュートリノ、天体のニュートリノ、ニュートリノを伴わない二重β崩壊の4つの研究を進めてきました。カムランドは2024年8月に観測を終え、現在は性能を高めたカムランド2に向けて装置のアップグレードを進めています。アクシオンや軽い暗黒物質の探索など、将来に向けた研究・開発にも取り組んでいます。

市川 温子
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素粒子実験(加速器)研究室は、加速器実験によって、物質の最小の構成要素である素粒子と、その間にはたらく相互作用を研究しています。粒子をほぼ光速まで加速して衝突させ、宇宙初期のような高エネルギーの状態を再現して、その時代の宇宙を満たしていた素粒子を作り出します。この素粒子を詳しく調べることで、宇宙誕生の謎や万物を司る基本法則を解き明かすことを目指しています。研究分野は、検出器の開発から、ビッグデータ解析や機械学習を用いた物理解析まで多岐にわたります。

藤原 航三
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結晶成長物理研究室は、材料を溶かした液体から結晶ができる過程を、特に融液成長に注目して研究しています。独自に開発した“その場”観察装置を使い、固体と液体の境目(固液界面)で起こる様々な現象を調べています。基礎研究で得た知見をもとに、実用的に有用な新しい結晶成長技術の開発に取り組み、太陽電池用シリコン多結晶インゴットの成長技術も扱っています。研究室のサイトでは「藤原研究室」の名前で紹介されています。

佐藤 卓
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構造材料物性研究分野(佐藤研究室)は、X線・放射光・中性子という量子ビームを使い、さまざまな機能性物質が示す新しい性質の構造的な起源を研究しています。新しい磁性や強誘電性、超伝導などを示す結晶に注目し、ミクロな構造を観ることで、マクロな現象の原理を明らかにしてきました。既存の物質を既存の装置で測定するだけでなく、計測技術や装置の開発、超高圧合成法による新物質探索にも取り組んでいます。理学研究科物理学専攻 分光物理学講座にも所属しています。

中村 優男
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薄膜界面機能物性研究室は、酸化物やハライドの材料で高品質な薄膜やヘテロ超構造をつくり、薄膜界面で現れる新しい物性と機能を研究しています。薄膜づくりには、分子線エピタキシー法やパルスレーザー堆積法を使っています。電子構造のトポロジーや量子幾何、電子どうしの相互作用(電子相関)が関わる量子物性に注目し、基礎物理の理解から将来のデバイス機能への展開までを見据えています。

虻川 匡司
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表面構造物性研究室は、物質の表面や界面について、X線・電子線・中性子線・ミューオンといった量子ビームを使って調べています。虻川匡司教授は、反射高速電子回折という電子線の手法を開発しながら、表面や界面の構造を研究しています。山本孟准教授は、超高圧合成で新しい物質を探し、放射光X線や中性子回折を使って、強相関電子系の物質の構造と磁性を調べています。

岩井 伸一郎
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超高速分光研究室は、極めて短い光のパルスを使って、物質の中の電子の振る舞いを調べ、操る研究をしています。対象は、高温超伝導体、量子スピン液体、強相関ディラック半金属など、量子多体効果が生み出す「強相関電子」の物質です。パルス幅が約5フェムト秒の赤外パルス光や、アト秒精度の干渉計などを使い、電荷・軌道・スピンの間の相互作用の時間変化を測定します。目指すのは、次世代の光機能をペタヘルツ(毎秒1000兆回)の速さで動かすことです。

大谷 義近
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大谷研究室(量子スピン軌道物性分野)は、固体の中での電荷、スピン、軌道角運動量、マグノン、フォノンの結びつきと変換を研究しています。これらを扱う研究の枠組み「量子スピントロニクス」の確立を目指しています。柱は、オービトロニクス、表面弾性波と共振器磁気音響学、人工的な磁気・フォノン結晶のハイブリッド準粒子の3つです。研究室のサイトでは、東京大学 物性研究所 ナノスケール物性研究部門の大谷研究室としても紹介されています。

遊佐 剛
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量子ダイナミクス研究室は、超高純度の半導体デバイスや新奇材料を舞台に、量子力学が生み出す物理を実験で研究しています。対象は、試料の中の電子やホール、励起子、核スピンといった粒子や準粒子が織りなす物理です。ビッグバンのような宇宙創成の初期段階に現れる「量子宇宙」を検証するためのトイ模型を、半導体チップ上で実現することを目指しています。国内外の研究者との共同研究を通じて、新しい物理を探っていく考えです。
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