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27研究室・先輩の声 3件

村井芳夫
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海底地震・津波研究分野は、海溝型巨大地震と津波の発生予測にせまる研究をしています。地球で起こる多くの地震は海底下で発生し、プレート境界の大地震は津波を生んで大きな被害をもたらします。海底地震計による海域の地震観測と、過去や近年の津波の調査という二つのやり方で、その起こり方を調べています。研究を進めるために、国内外のさまざまな研究者・研究機関と共同研究を行っています。

橋本武志
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地下構造研究分野は、地震や火山に関わる地下構造と、その時間変化を研究しています。いまは電磁波を利用した地下探査(マグネトテルリック法)が中心で、地磁気のマッピングやモニタリング、数値モデリングもあわせて使います。目では地面の下を1cmも見通せませんが、波長の長い電磁波を使うと地下の様子をイメージングできます。これらの成果を、地震や火山活動の予測・評価につなげることを目指しています。

青山裕
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火山活動研究分野は、地球物理学的な手法にもとづいて火山の観測研究を進めています。1977年に火山噴火予知研究のために設置された有珠火山観測所が母体で、全国の大学や気象庁などと連携しています。雌阿寒岳、十勝岳、樽前山、有珠山、北海道駒ヶ岳の道内主要5火山と登別火山に観測施設を設け、日々観測を続けています。火山からのメッセージを逃さず捉え、活動の推移を科学的に予測すること、つまり火山噴火予知の実用化がこの分野の使命です。

山本正伸
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環境変動解析学グループは、地球環境がどのように移り変わってきたかを描き出し、その原因を明らかにすることを目指しています。1万年前の農業革命、200年前の産業革命のあと、人と環境がどう影響し合ってきたかに注目しています。古気候学や地球化学の手法で、過去の環境変動と、いまの地球の炭素循環・水循環を陸と海の両方で調べます。過去と現在の変化を続きものとしてとらえ、地球環境の将来予測に役立つ法則を見いだそうとしています。

大島慶一郎
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海洋・海氷動態ユニットは、極域や海氷のある海を主な対象に、海洋の循環や海氷の変動を研究しています。海氷はできるときに重く冷たい水をつくり、海の深いところの循環を動かしています。また、日射をよく反射する海氷の性質は、気候の変動や温暖化を強めるはたらきがあります。観測、人工衛星によるリモートセンシング、数値モデリングを組み合わせて研究を進めています。

中村知裕
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環オホーツク観測研究センターは、オホーツク海を中心とする北東ユーラシアから西部北太平洋にわたる地域を研究しています。この地域では温暖化の影響が、季節海氷域の減少や海洋中層の温暖化、陸域の雪氷の変化として鋭敏に現れています。この地域が地球規模の環境変動に果たす役割を解明し、気候変動から受ける影響を正しく評価することを目的としています。衛星観測や船舶観測、現地調査で環境変動を見張り、ロシアをはじめとする国際的な研究ネットワークをつくってきました。

深町康
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北極域研究ユニットは、北極域の海洋物理・海氷環境・雪氷圏・気候における環境変化を解明することを目指しています。北極では地球平均の4倍ともいわれる速さで気温が上がり、海氷や氷河氷床、凍土の融解が進んでいます。この変化は海や陸の生き物にも大きな影響を与え、日本で頻発する豪雪や酷暑などの極端気象の原因にもなっています。北極域研究センターでは、現地調査、人工衛星データの解析、数値モデリングといった多彩なやり方で、現状の把握と将来予測を行っています。

沢田健
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生物/有機地球化学研究室は、地質年代スケールの地球生命圏の進化・変動を解明することを目的に研究しています。おもに地層(堆積物)や化石を対象に、有機化学分析とフィールドでの地質科学調査を組み合わせます。そこから過去の地球環境・生態系を復元し、長い時間スケールの環境変動と物質循環システムを明らかにしようとしています。化学や地質学が得意で、地球生命史や環境気候変動に興味のある人を迎えています。

池田雅志
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池田研究室は、堆積物に残る分子化石(バイオマーカー)や有機質微化石を使って、昔の生物と環境を調べています。主に陸上の生き物に目を向け、古生態系や古環境の変動、地球の生命史の復元に取り組んでいます。北海道に分布する白亜紀の堆積岩などを材料に、野外での調査と、室内実験による分析を行っています。

渡邊剛
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サンゴ礁地球環境学研究室は、サンゴ礁を主なフィールドに、熱帯・亜熱帯の気候と海洋環境の変動を研究しています。手がかりにするのは、サンゴの骨格や貝殻など、生き物がつくる炭酸カルシウム(生物源炭酸塩)です。骨格に刻まれた成長縞に沿って化学組成を調べると、骨格ができた当時の環境を推定できます。環境の変化に対して、サンゴや二枚貝などの生き物がどのように応答し、適応してきたのかも考えています。
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