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27研究室・先輩の声 5件

高橋啓介
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情報化学研究室は、データ科学と人工知能を使って、材料や触媒を設計する研究をしています。これまで材料や触媒の設計は、研究者の試行錯誤によって進められてきました。実験のデータ、計算のデータ、世の中の文献データを集めてデータベースをつくり、機械学習で設計につなげます。AIが仮説を立て、ロボットが実験して確かめる。そんな実験室の自動化をめざしています。

鈴木孝紀
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有機化学第一研究室は、自然界にはない有機化合物を自分たちで設計してつくる研究室です。光や熱、電位といった刺激に応じて、色や性質が変わる分子を狙って設計します。炭素-炭素単結合の長さの世界記録をつくるなど、結合や構造の限界も実験で確かめています。分子エレクトロニクスや表示の機能につながる、応答する分子の研究を続けています。

谷野圭持
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有機化学第二研究室は、複雑な構造をもつ有機化合物を化学の力でつくる研究をしています。有機合成は積木の組み立てに似ていて、望む分子に届くには何段階もの変換反応を重ねます。数十工程かかるために製品にできない医薬もあり、効率のよい反応と短い合成の道すじが求められています。金属の錯体を使う選択性の高い反応を開発し、生理活性をもつ天然物の全合成に取り組んでいます。

清水 洋平
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有機金属化学研究室は、有機合成化学を革新する画期的な化学反応と、それを実現する触媒を研究しています。医薬や機能をもつ有機材料は、有機合成化学から生まれます。有機化学、錯体化学、コンピューターグラフィックス、量子化学計算を組み合わせ、この世にまだない構造と機能をもつ分子を設計します。化学修飾した固体表面や分子集合体など、分子を超えたところにある領域にも触媒を探しています。

丹羽伸介
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生物化学研究室は、分子モーターがどのように働き、細胞の形や機能をつくり出しているのかを研究しています。細胞の中では、キネシンやダイニンといった分子モータータンパク質が、タンパク質や膜小胞を必要な場所へ運んでいます。分子モーターは、ATPを加水分解して得たエネルギーを使い、微小管という細胞内のレールの上を移動します。生化学や一分子の運動計測、細胞生物学、遺伝学を組み合わせ、分子の動きから細胞・個体のしくみまでをつなげて理解することを目指しています。

阿部一啓
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分子生命化学研究室は、細胞膜にある膜タンパク質、とくに能動輸送体を研究しています。生きた細胞では、細胞膜を隔てて物質や情報が偏って分布していて、これが生命の根幹にあります。その偏りを創り出し、保っているのが、細胞膜の上にある膜タンパク質です。膜タンパク質は多くの生命現象に関わるため、その変異は病気と結びつき、薬の標的にもなります。

原田潤
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固体化学研究室は、分子が並んでできた結晶を対象に、その構造と機能を研究しています。くわしい結晶構造の情報をもとに、分子の運動や相転移、分子どうしの相互作用を解析します。そこから結晶が機能を示す仕組みを解き明かし、自在に制御することを目指しています。独自に開発した柔粘性/強誘電性結晶は柔らかく、粉末を加圧するだけで透明なフィルムにできます。

村山徹
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物質変換研究部門(村山研究室)は、金属と酸化物を組み合わせた固体触媒を研究しています。塊の金は化学的に不活性ですが、直径2〜5nmのナノ粒子になると豊かな触媒作用を示します。金や白金、銀といった貴金属を、ナノ粒子よりさらに小さなクラスターや原子1個の状態で働かせる方法を探しています。貴金属をのせる酸化物の担体にも機能をもたせ、両者の協奏効果から新しい触媒をつくります。

長谷川淳也
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触媒理論研究部門は、触媒や生体分子のような複雑な分子が示す化学反応や性質を、理論計算で解析しています。反応の背景にある原理を明らかにし、触媒の機能を改良するための分子設計の指針をつくることを目指しています。そのために必要な計算手法も開発し、複雑な分子系の本質をとらえた数理モデルや高精度な電子状態理論を提案しています。理学部化学科の卒業研究の学生と、総合化学院の大学院生を受け入れています。

中野環
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高分子機能科学研究部門(中野研究室)は、構造を高度に制御した高分子と超分子を研究しています。らせん構造をもつ高分子や、π電子系が規則正しく積み重なったπ-スタック型の高分子を合成します。発光や非線形光学、導電性といった機能を調べ、これらに加えて高分子触媒の研究も始めました。右巻きと左巻きのどちらかを選んで作った高分子は、医薬品の分離や不斉触媒の材料になります。
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