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40研究室・先輩の声 2件

近藤 尚己
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社会疫学は、学歴や所得、職業、人とのつながりといった社会的な状況や、政策・文化・景気・所得格差などの社会環境が、人々の健康に与える影響を研究しています。こうした「健康の社会的決定要因」を明らかにし、そこから生じる健康格差を抑えるための研究と開発を行っています。社会学・経済学・行動科学・政策科学・文化人類学などと密に連携し、「だれもが自然と健康になれる」社会づくりを進め、人々のウェルビーイングの達成をめざしています。この教室には、2024年に設立した寄附講座の社会的インパクト評価学講座があります。

長谷川 学
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健康危機管理対応力開発分野は、災害や感染症の流行などの健康危機で、行政・医療・介護などの現場に求められる「危機対応力」を高めるための研究と訓練プログラムの開発を行っています。健康危機の現場では、資源・情報・時間が足りない中で、すばやい判断と行動が求められます。先人の経験や知見に学び、現場の担当者が必要とする「実践知」を使える形に整理し、次の危機に備える学術的な基盤をつくっています。

久保 達彦
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健康危機管理多分野連携学は、多くの組織が同時に動く健康危機管理で、関係者どうしの連携の体制を平時から戦略的にしくみ化することに挑んでいます。さまざまな分野・関係者をつなぐ情報のサイクルを築くことで、多分野の連携を実現することをめざしています。能力よりも向上心、学歴よりも実務経験をもつ人を歓迎し、健康危機の現場で活躍できる人材を育てています。

澤 明
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国際精神医学は、米国ジョンズホプキンス大学の精神医学部門と研究の形を共有した国際的な視点から、統合失調症や気分障害など大人になってから発症する精神疾患を研究しています。心の病気を対象とする精神医学は、自然科学としての脳科学と、文化の考察を含む社会科学との接点にあります。脳神経科学と国際保健疫学の観点を組み合わせ、国内外のさまざまなグループと連携して、基礎研究から臨床まで多角的に精神疾患を研究しています。

林 眞理
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IFOM-KU国際共同ラボは、京都大学大学院医学研究科とイタリア分子腫瘍研究所(IFOM)が共同で設置した研究室で、研究は医学研究科の構内で行っています。染色体の末端にあるテロメアの働きに注目し、ゲノム編集やイメージングなどの手法で、染色体の異常から細胞のがん化やがん細胞の悪性化を理解することをめざしています。修士・博士課程の学生がそれぞれ独立したテーマで研究していて、留学生も在籍し、セミナーは基本的に英語で行っています。

影山 龍一郎
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理化学研究所 神経幹細胞研究は、哺乳動物の発生の過程を転写因子のレベルで明らかにすることをテーマに、神経の発生を中心に研究しています。1個の受精卵から複雑な個体ができる過程で、細胞が自分の位置や役割をどう知り、決まった時間に決まったことをどう進めるのかという問いに挑んでいます。理化学研究所の神経幹細胞研究チームとの連携の分野で、研究室は理化学研究所(神戸)にあります。

水野知行
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ファーマコメトリクス・システム薬理学は、数理モデルとシミュレーションで薬の反応(体の中での動き・効果・副作用)を定量的に解析・予測するファーマコメトリクスと、体や病気を一つのシステムとしてとらえて薬・体・病気の相互作用を解き明かすシステム薬理学の研究をしています。病気の進み方や薬の効果・副作用を、集団と個人のレベルで予測し、最適な薬物治療の実践や医薬品の開発に応用することをめざしています。もう一つの研究拠点である米国シンシナティ小児病院のラボと連携して、研究と教育を行っています。

佐藤 晋
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呼吸管理睡眠制御学講座は、生きるために大切な血液のガスを、起きているときも眠っているときも、24時間最適に保つことをめざしています。低酸素をキーワードに、治りにくい急性の呼吸不全から慢性の呼吸不全、そして脳神経や心血管の病気と深く関わる睡眠時無呼吸などの睡眠呼吸障害まで、幅広く研究しています。難しい呼吸不全を、呼吸器の病気とそれ以外の病気の両方の視点から解析し、新しい評価法や治療法の開発もめざしています。

田中 真生
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リウマチ性疾患先進医療学講座は、関節リウマチを中心に、関節の痛みや炎症を起こすリウマチ性の病気の診療・研究・教育を進めるために設立された寄附講座で、整形外科学の教室の中にあります。内科と整形外科のリウマチ専門医が共同で、患者さんのコホートや試料のバンクをつくり、臨床と基礎の研究を行っています。京大病院のリウマチセンターの外来をもち、最先端の診療とともに、医療スタッフや患者さんへの情報提供と教育にも努めています。

木下秀之
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地域医療システム学講座は、循環器内科学・消化器内科学・呼吸器内科学・耳鼻咽喉科・頭頸部外科学・精神医学・皮膚科学・臨床疫学のグループが関わる寄附講座です。京大病院の診療科が、専門医がいない・足りない地域の公立病院の医師に最新の医療の知識を届ける機会を定期的につくり、地域での専門医の育成に役立てることをめざしています。大学の専門医も豊富な地域の症例に関わることで、専門の分野だけでなく総合的な診断の力を保ち、高めることをめざしています。
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