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107研究室・先輩の声 0件

神野 尚三
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神経解剖学研究室は、記憶や情動の中枢である海馬の神経回路の構築から、脳の作動原理を理解することを目指して研究しています。海馬のニューロンとグリアの基礎研究に加え、うつ病や薬物依存症、統合失調症などのモデルマウスを使った精神・神経疾患の研究にも取り組んでいます。独自に開発してきた画像解析システムを中心に、行動薬理学や分子生物学、化学遺伝学などの実験技術を組み合わせています。研究室のサイトでは「神野研究室」の名前で紹介されています。

目野 主税
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発生再生医学分野は、一個の受精卵から複雑な個体がつくられる仕組みを、マウスを使って研究しています。胚は子宮に着床したあと、前後・背腹・左右の体軸が確立され、中胚葉が前方へ移動して心臓のもとをつくります。こうした発生初期の現象を制御する分子の仕組みを、遺伝学的解析やイメージングなどで明らかにすることを目指しています。発生初期の現象の乱れは、ヒトの不妊や先天異常とも深く関わっています。

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医化学研究室は、ゲノム科学の立場から独自の戦略を考え、生命システムの理解に貢献することを目指して研究しています。網羅性と定量性をキーワードに、独自技術の開発を土台として研究を進めています。出芽酵母を使って遺伝子の発現やタンパク質どうしの相互作用を調べるほか、DNAメチル化の状態をゲノム全体で調べる技術にも取り組んでいます。網羅的な計測と情報解析のスキルを兼ね備えた研究者が育つ場でありたいと考え、バックグラウンドを問わず参加を歓迎しています。

池ノ内 順一
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生化学分野は、脂質に着目して、上皮細胞の細胞膜の構造や働きを研究しています。教科書の模式図では細胞膜は灰色の棒線2本で描かれますが、実際には数千種類にも及ぶ脂質分子が存在しています。細胞はなぜこれほど多くの種類の脂質を作って使っているのか、という問いを出発点に、上皮細胞の細胞接着や極性形成を調べています。上皮細胞の異常によって起こるがんや線維症などの病態と、脂質との関連も研究の対象です。

三浦 岳
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系統解剖学分野は、生物の体の形がどのようにできるのかを、発生生物学と応用数学を組み合わせて研究しています。何もないところから秩序だった形が生じる「自発的パターン形成」に注目し、反応拡散系という数理の道具で仕組みの原理を解明してきました。形づくりの原理の解明を、先天異常の形成メカニズムの解明や、再生医療での組織構造づくりにつなげることを目指しています。さまざまなバックグラウンドを持つ、熱意ある人の参加を歓迎しています。

今井 猛
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疾患情報研究分野(今井研究室)は、脳の神経回路がどのように発達し、どう働くのかを研究しています。神経回路を、機能動態、回路構造基盤、発達機構という3つの側面から調べ、脳の構築原理と機能発現機構の解明を目指しています。モデルにはマウスの嗅覚系と大脳皮質を使い、2光子励起顕微鏡で神経活動を調べるほか、組織透明化法など、光学顕微鏡でコネクトームを読み解くためのツールも独自に開発しています。学部教育では生理学を担当し、研究室のサイトでは「今井研究室」の名前で紹介されています。

久場 敬司
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薬理学分野の久場研究室は、病気の分子の仕組みと未知の生命の動作原理を、モデル動物や細胞を使って調べています。RNAの制御とシグナル伝達という、異なる仕組みどうしの相互作用に注目しています。対象にする病気は心不全、急性肺傷害、悪性腫瘍が中心で、ほかの希少疾患などの問題解決にも取り組む方針です。これまでに、RNA制御因子CCR4-NOTによる心機能調節機構の解明や、COVID-19重症化阻止のためのACE2収斂進化酵素の開発などの成果を上げています。

森下 英晃
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生体機能学分野の森下研究室は、生体内で起きる劇的な細胞現象の分子機構や生理的意義、関連する疾患を研究しています。たとえば水晶体では、細胞が核やミトコンドリアを一気に壊し、透明な組織へと生まれ変わります。細胞内の分解に加えて、細胞融合や最終分化・老化へも視野を広げています。ゼブラフィッシュやマウスなどのモデル生物に、オミックス技術などを組み合わせて調べています。

神吉 智丈
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細胞生理学分野(神吉研究室)は、細胞の中でミトコンドリアが分解される仕組み「マイトファジー」を研究しています。ミトコンドリアは、食べ物から得た栄養を、細胞が使いやすいエネルギーのATPに変える細胞小器官です。マイトファジーは、細胞が自分の成分を分解するオートファジーが、ミトコンドリアを選んで分解する現象です。酵母から哺乳類の培養細胞、マウスまで様々な生物種を使い、分子の仕組みから生理的な意味までを調べています。

中川 和憲
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病理病態学研究室は、血管の病気が起こる仕組みを、組織の観察と分子の解析で調べています。動脈硬化を中心に、血管が病的に作り変わるリモデリングの過程を調べています。血管に炎症が起こる巨細胞性動脈炎では、アミロイドが沈着することの意味の解明に取り組んでいます。助教は、医学科と生命科学科の病理学の講義や実習も担当しています。
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