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24研究室・先輩の声 2件

恩田 健
先輩の声 1件
分光分析化学研究室は、1兆分の1秒という短い時間だけ光る超短パルスレーザーを使って、分子が変化していく途中の姿を実時間で観測しています。化学は物質の変化を扱う学問ですが、変化はとても速く、ふつうは反応の前と後を精密に調べて、途中のようすを推測しています。そこでさまざまな時間分解分光の装置を自分たちで開発し、人工光合成や光触媒、有機エレクトロニクスなどの機能性物質で何が起きているのかを分子のレベルで明らかにしています。近年は有機合成の設備も整え、新しい材料をつくるところから取り組める環境になっています。

野瀬 健
先輩の声 1件
生体分子化学研究室は、ペプチドをはじめとする生体分子を題材に、分子のデザインと合成、物性、そして生物活性を研究しています。主に扱う物質はアミノ酸、ペプチド、タンパク質です。化学合成、構造変化の解析、酵素活性の測定、酵素阻害の実験、受容体結合試験、分子モデリングといった手法を組み合わせて進めます。化学合成、立体構造解析、活性測定、計算科学、分子生物学などの手法を通して、どうすれば新しい構造や機能をもつ生体分子を生み出せるのかを探っています。

酒井 健
先輩の声 0件
錯体化学研究室は、複数の金属イオンが組織化することで生まれる機能や物性に焦点を絞り、金属多核錯体を研究しています。金属間の相互作用と化学反応性の関係、光で水素を発生する機能を備えた光分子デバイス、酸素の生成や二酸化炭素の還元を行う分子性触媒などが研究対象です。実用可能な機能性金属錯体の開発を目指し、新しい多核錯体の合成、構造解析、機能評価を進めています。

大場 正昭
先輩の声 0件
錯体物性化学研究室は、金属錯体の構造と物性・機能の相関を明らかにすることを目指して研究しています。金属錯体は無機と有機が合わさった複合体で、構造と性質が多様なことが特徴です。多核金属錯体や、金属錯体が集まった配位高分子の構造を精密に解析し、物性と機能を評価しています。人工膜や細胞膜がつくるメゾスケールの領域を使い、金属錯体メゾ結晶の形成の制御や、膜と金属錯体の複合体の開発を進め、細胞機能の制御も目指しています。

松森 信明
先輩の声 0件
生体分析化学研究室は、生体膜の構造や働きを、分析化学と有機化学(ケミカルバイオロジー)を組み合わせて研究しています。多くの市販薬が膜タンパク質や脂質膜に作用していることから、生体膜研究の技術を薬の作用のしくみの解明、疾病診断、創薬研究へ広げることを目指しています。研究室の運営では「QOL(Quality of Life)の向上」をキーワードに掲げ、新しく配属された学生が安心して研究を始められるよう、配属者講習や実験指導を行っています。研究設備として、NMRや質量分析装置、キャピラリー電気泳動などを備えています。

大橋 和彦
先輩の声 0件
構造化学研究室は、分子が数個から数百個集まった「クラスター」を取り出して、分子間に働く力を研究しています。水蒸気が冷えて水になり、やがて氷になるのは、水分子の間に分子間力が働くためです。有機分子や金属イオンを取り囲む溶媒分子のミクロな構造と、溶質と溶媒分子の間の相互作用を、分光実験と理論計算で分子レベルから調べています。研究室には、論文を紹介し合う雑誌会や、英文テキストを交代で読むコロキウムなどの公式行事があります。

寺嵜 亨
先輩の声 0件
量子化学研究室は、原子の数が正確に定まった極微小な粒子「クラスター」に着目し、ナノ物質科学の新たなフェーズを切り拓くことを目標に研究しています。クラスターが関与する物理・化学現象を、物理化学の視点と研究手段で探究しています。研究手段は、質量分析技術を使ったクラスターの発生法、化学反応の追跡法、レーザーや放射光を利用した分光法などです。教育では、量子化学の考え方を軸に、物質の成り立ちとその性質をミクロな視点から理解する力を身につけることを主眼としています。

安中 雅彦
先輩の声 0件
分散系物理化学研究室は、体の中にあるゲルという物質を通して、生命機能の原理に近づこうと研究しています。目の水晶体や関節軟骨もゲルであり、生体機能は、こうした生体ゲルが体内の環境変化に応答して性質を変えることで発現しています。生体を手本に、その機能を代替したり模倣したりする材料やシステムを、ゲルを使って人工的に設計・構築することにも挑戦しています。

平松 光太郎
先輩の声 0件
光物理化学研究室は、光と分子との相互作用、特に非線形ラマン散乱という現象を使って、細胞や生体組織を調べる新しい方法を研究しています。「分子の指紋」を手がかりにした、新しい細胞・生体組織のイメージング手法の開発を進めています。病理診断や疾患診断などの医療への応用が、研究ターゲットの一つです。光を使った計測と情報処理を組み合わせた手法の開発にも取り組んでいます。

大石 徹
先輩の声 0件
生物有機化学研究室は、動植物や微生物から取り出された化合物のうち、強い生物活性を示すものが活性を発現する原理を研究しています。こうした化合物の中には、生体膜や特定のタンパク質に作用するものがあり、抗生物質や制癌剤として利用されています。活性が現れる原理をもとに、新しい薬剤の分子設計、化学合成、活性評価に取り組んでいます。研究室のキーワードは、天然物化学、有機合成化学、ケミカルバイオロジーです。
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