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439研究室・先輩の声 9件
昆 俊亮
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昆研究室は、正常な細胞ががん変異細胞を見つけて排除する「細胞競合」をはじめ、がん細胞が体の中で生まれたときに起こる反応を研究しています。私たちは紫外線や化学物質、ウイルス感染などによる発がんストレスに日々さらされ、毎日数千ものがん変異細胞が生まれていると推測されています。細胞競合のほか、がん細胞と正常な間質細胞との相互作用や、がん細胞が引き起こすリンパ管新生の仕組みを、培養細胞やマウスを使って調べています。助教の榮 雄大 先生は、細胞競合の性差をテーマにした研究に取り組んでいます。
中村 岳史
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中村研究室は、脳の神経回路網ができる過程のうち、神経突起(軸索)がターゲットへ向かって成長する仕組みを研究しています。脳は個々の神経細胞を単位とし、複雑ですが秩序だった神経回路網の上に成り立っています。脳神経系が働くには、多種多様な神経細胞が正確な位置に配置され、神経細胞どうしのネットワークが作られることが必要です。主要なシグナル分子の活性を生きた細胞の中で可視化できるFRETイメージングという技術を駆使して、軸索の成長を調べています。
櫻井 雅之
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櫻井研究室は、DNAやRNAの塩基の化学構造を修飾・編集する仕組みが、どのような生命現象にかかわっているのかを研究しています。DNAから必要な遺伝子をRNAへ転写し、機能をもつタンパク質を作る遺伝子発現の流れは「生命のセントラルドグマ」と呼ばれます。その各段階ではさまざまな調節の仕組みが働き、適切な遺伝子発現が保たれています。その中で細胞には、遺伝子情報そのものであるDNAとRNAの4種類の基本の塩基の構造を、修飾・編集する仕組みが備わっています。
小池 博之
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小池研究室は、加齢に伴ってヒトの臓器の働きがどう変わるのかを、オルガノイドを使って研究しています。臓器は多様な細胞群が協調して働いていますが、ヒトの臓器の働きやその変化を体の中で直接調べることには大きな制約があります。そこでヒトiPS細胞や初代細胞から、ヒト臓器のミニチュア版ともいえるオルガノイドを作り、造血システムと自律神経系に注目して加齢に伴う機能変化とその分子の仕組みを調べています。研究室は、2026年4月に東京理科大学 生命医科学研究所に発足しました。
新田 剛
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新田研究室は、胸腺という臓器でT細胞がつくられる仕組みを研究しています。免疫系の司令塔であるT細胞は、胸腺の中で有用な細胞だけが選ばれ、自分に反応する有害な細胞は細胞死をおこして除かれます。その結果、さまざまな病原体に反応しつつ自分には反応しないT細胞がつくられ、免疫系が成り立っています。胸腺でT細胞がつくられるメカニズムを明らかにし、免疫系の基本原理を理解することをめざしています。
吉村 昭彦
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吉村研究室は、免疫のブレーキにあたる仕組みを手がかりに、新しいがん治療をめざす研究をしています。免疫系は負の制御によって、自己や食物など無害な物質に反応しないようにしており、これを免疫寛容と言います。研究室では、免疫のブレーキ分子の発現を制御する転写因子である、核内受容体NR4Aファミリーに注目しています。NR4Aの阻害剤の開発や、NR4Aを抑制したCAR-T細胞の作製に取り組んでいます。
松島 綱治
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松島研究室は、サイトカインや、白血球走化性因子であるケモカインという分子を窓にして、炎症・免疫反応の仕組みを研究しています。組織に病原体や異物が入ると、組織の細胞が異常を知らせ、血液から集まった免疫担当細胞と協力して異物の排除と組織の修復を行います。この過程に異常が起きると組織の働きが失われ、病気が発症します。最先端の遺伝子発現解析や情報解析、免疫学的解析の技術を使い、現在治療法のない炎症・免疫難病の治療法の開発をめざしています。
上羽 悟史
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上羽研究室は、がんや慢性炎症性疾患などの炎症・免疫難病が発症する過程を研究しています。先進国の主な死因であるこれらの病気は、科学技術が発展した今も難治性のままです。松島研究室と連携し、最先端の遺伝子発現解析や情報解析、免疫学的解析の技術を使った基礎・臨床研究に取り組んでいます。
寺島 裕也
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寺島研究室は、免疫細胞の動きを制御するケモカインとその受容体に注目し、難治疾患の治療薬の開発を研究しています。出発点は「細胞はどのように異常を検知し、病巣部に集まり病態を制御しているのか」という問いです。GPCRの1つであるケモカイン受容体の細胞内シグナルを調節する、会合分子FROUNTなどを標的にしています。対象には、がん、線維症、疼痛、自己免疫疾患、生活習慣病などの難治疾患が含まれます。
落合 淳志
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落合研究室は、がんの本質や浸潤・転移の仕組みの理解をもとに、新しい科学知識と技術を融合した、がんの診断法と治療法の開発を目指しています。特に、がん微小環境の面から、がんの生物としての姿を理解する研究を行ってきています。がんの診断・治療だけでなく、がん予防や薬剤抵抗性、患者のフォローアップ、検診など、医療から社会実装にかかわる体制づくりの理解も進めています。教員の小川 修平 講師は、免疫学と実験動物学を研究分野としています。
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