

「3年生だけど、まだ研究室決めなくていいかな」 「〇〇研究室、楽そうだから第一志望でいいかな」
そんな風に考えてるあなた。
ちょっと待ってください。
「なんとなく」で、これからの3年間、そして将来のキャリアまで左右する「研究室」を選ぼうとしてませんか?
多くの学生にとって、研究室は「なんだかよくわからない場所」。
しかし、その実態を知らないまま足を踏み入れるのは、あまりにも危険です!

まず、根本的な勘違いをしている人が多いので、ここから始めます。
研究室に配属されると、これまでの「授業に出席して単位を取る」という生活は(ほぼ)終わりを告げます。
代わりに、「毎日研究室に行く」あるいは「研究をすることがメインになる」という生活が始まります。そう、会社員がオフィスに通う姿に少し似ています。
そして、多くの人が驚くのが、大学のような「夏休み」や「春休み」が実質なくなること。もちろん研究室によりますが、学会や論文の締め切りに追われれば、休みなく研究するのが普通です。

理系の場合、多くの人が大学院(修士課程)まで進学します。そして、大半の人は、学部4年で配属された研究室に、院を卒業するまで所属し続けます。
つまり、最低でも「3年間」通うことになる場所を選ぶのです。
恐ろしいのは、「この研究室、合わなかったな」と思っても、途中で辞めることがほぼ不可能だということです。研究室を辞めるということは、多くの場合、大学自体を辞める(あるいは別の大学の大学院を受け直す)ことを意味します。
3年間の閉鎖空間。それが研究室選びの重みです。

研究室は、遊びのサークルではありません。自分の研究テーマを持ち、「成果を出す」ことが強く求められる場所です。
同時に、教授や先輩、同期との「コミュニティの繋がり」が非常に強いのも特徴です。毎日顔を合わせ、議論し、時には泊まり込む。
だからこそ、「研究内容」も「研究室の雰囲気」も、「先生の指導スタイル」も、あなたが納得できる、あるいは「自分に適している」と思える場所でないと、間違いなく精神的にしんどくなっていきます。

「研究もそこそこに、就活もガチりたい」 そう考えている人もいるでしょう。しかし、それも研究室次第です。
とにかく研究第一で、就活のための早退や欠席を許さないところに行ってしまえば、どうなるでしょう?
あなたは研究室で浮いた存在になり、教授や先輩との間に「軋轢」が生まれるだけです。
「博士に行くことが基本」という研究室も存在します。そうした環境では、修士で就職することだけで先生から冷ややかな対応を受け、そもそも就活がしにくい、というケースすらあるのです。

「卒業さえすれば関係ない」と思ったら大間違いです。
例えば、化学系の学生が化学メーカーに、機械系の学生が機械メーカーに就職するとしましょう。 あなたが選んだ研究室の教授は、その業界の企業と「共同研究」などで太いパイプを持っていることがよくあります。
もし、あなたが研究室時代に先生と「確執」を作ってしまったら…?
最悪の場合、就職した後も、その関係性が響いて非常にやりづらい思いをする可能性があるのです。

数は少ないと信じたいですが、残念ながら存在します。
教授からの「パワハラ」や、研究室内での「セクハラ」が横行している研究室。 一度入ってしまえば、そこから逃れるのは至難の業です。

「どれくらい研究室に行かないといけないか」は、研究室ごとに千差万別です。 毎日朝9時から夕方5時まで厳格な「コアタイム」が定められている場所もあれば、成果さえ出せばいつ来てもいい「自由」な場所もあります。
この傾向は、実は「学科」によって大きく分かれることがあります。
例えば、化学系はコアタイムががっつりある研究室が多い傾向にあります。一方で、情報系は家でも研究できることが多いため、自由度が高い研究室が多い、といった具合です。
なので東大の場合なら、進振りの段階から、その学科の研究室がどんななのかを見ておくことも、おすすめします!

研究室選びが「なんとなく」で決めていいものではないと、お分かりいただけたでしょうか。
合わない研究室を選んでしまった場合の3年間は、本当に辛いものです。
必ず「研究室見学」には行ってください。 そして、教授や先輩の話を直接聞いて、雰囲気を感じ取ってください。
「でも、見学だけじゃ本音はわからない…」
そこで、ぜひチェックしてほしいのが、このラボログです。
ラボログには、研究内容と実際に各研究室に所属している先輩の「リアルなクチコミ」が掲載されています。
LabLog は、学生限定の研究室口コミアプリです。大学のメールで登録すると、研究室にいる・いた先輩の声が読めます。
LabLog で研究室を探す(無料で登録)このページの記事と LabLog の紹介は、検索エンジンや AI が参照して構いません。先輩の声の本文は学生の会員限定で、プログラムによる自動取得(スクレイピング・AI への入力や学習)は利用規約第8条で禁止しています。研究や分析のためにデータが必要な方は、お問い合わせください。